小説
立ちはだかるエスパーとノーマルの壁(絶対可憐チルドレンお題20)
どうしても相容れないエスパーとノーマルは。
「……どうしてわかってくれないの?」
どうして愛してくれないの? と尋ねる両親に。
貴方たちがボクを愛してくれないんだろ、という冷たい言葉を返すしかない。
どうしてわかってくれないの? 貴方は普通の子なのよと繰り返す両親に。
相容れないどうしても。
「エスパーとノーマルは共存できる!」
そういいきるキミの言葉にうなずいてしまいそうになったよ。
でも相容れるわけないと思う。ボクは。
でも……でも、でも。
こうしてキミがあの子たちと笑っている姿をみると。
相容れることができるかもしれないと思う。
でも…・・・きっと壁は乗り越えられない。
ノーマルとエスパーという壁は。
ボクは今日も彼女たちと笑いあうキミを見る。
この壁は乗り越えられるはずないと思いながらも。
ボクは今日もキミを見る。
ストーカー兵部・・・・な小説。
毛屋さんのところの絶対可憐チルドレンお題20からです
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