[
携帯モード]
[
URL送信]
あの先に答え。
ページ:2
僕は息を荒げいていた。きっと相手も。 相手が一歩下がる。その瞬間、音が響く。 僕の竹刀が面を叩いた音だ。 「一本!」 審判の声と共に観客が歓声を上げ、僕の中学の応援団は興奮していた。僕も興奮していた。だが、喜んではいけない。喜べはすべて水の泡だ。でも僕は勝った。 (今、中学男子の中で一番になったんだ・・・。) 3年の時、中体連の剣道の男子個人で優勝した。僕の最大の栄光だった。
[*読み直す]
[次のページへ#]
2/3ページ
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!