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夕日の教室で
修学旅行7★


「……っ、」



抑えようとすれば自然とそこへ意識が行き、余計に熱が集中してしまう。


そんな事を何度か繰り返しているうちに、段々と焦り出してきた陸はついに自分で処理する事を決意した。



「(祐のばかやろぉおお…!!!)」



半分涙目になりながらも、陸は自身の熱を抑えるため、一度己のそこへと手を当てた。


「……んっ!」



思っていたよりも限界であったそこは、手が触れるという少しの刺激だけでも反応してしまう。




「(…どうしよ…、我慢、出来ないっ…!)」










「陸、」

「………!!」




陸の背後から、聞き慣れた心地の良い声が聞こえた。




「着いてきて、」











***





「………っ、祐、」


「ごめん、俺のせいだよね?」



祐に手を引かれるまま、部屋とは違う少し広めの廊下のトイレへと陸は歩いてきた。




「…嫌だったら、ごめん。」


「……祐?」




限界が近くて涙目な陸を見ると、祐は苦しそうな、何処か申し訳なさそうな顔をして陸の浴衣を剥いだ。




「……っ!?ちょ、ゆう…ッあ!」



剥いだかと思うと、次は躊躇いもなく陸の自身を祐は口に含んだ。






―…くちゅ、ちゅ、






「…はぁ、ゆぅ、…ん!…も…大丈、夫…だから、」




陸が必死に祐の髪を緩く掴み、止めるように祈願するものの、祐は陸の自身を加え手で扱くという行為を一向に止めようとはしない。



「……ッぁ、やっ、ぁあ……!」







程なく、陸は祐の咥内へと熱を吐き出した。








***



「………はぁ、…ッ、祐、」


「……ごめん、」




まだ荒い息を整えながら名前を呼ぶ陸に、祐は先程から謝罪以外の言葉を述べない。




「……、ありがと、」


「―…ッ!?陸…」




…―ギュッ、




「…スッキリした、もうこれでチャラだよ。」


「……ッ、陸、」




陸が祐をギュッ、と強く抱きしめる。




「…それにさ、そのー…気持ち良かっ、た。」


少しだけ抱きしめる力を弱くして、聞こえるか聞こえないかの声でボソッと陸が祐に囁いた。



「陸、陸、」


「ちょっ…!?ゆぅ、」


「今度はちゃんとした時にすからっ!」


「はぁ!?そういう問題じゃないだろ…っ!?」




今度はちゃんと時間がある時にするようにするから。って事だよな?



つまり、えっと…、

また今度、いや、今度はもっと…、



エッチな事しよーねって事だろう!?



*続く*


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あきゅろす。
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