幼なじみ
想い★
―ぽたっ…ぽた…。
志己の瞳からは、止まることのない涙が溢れる。
「…そんな、泣くなよ…ッ」
俺は上半身を起こして、涙を流す志己を抱きしめた。
「俺だって…、俺だって志己が…好きなんだから…。
***
「…ッ…あぁ…っ!」
「諒…」
志己もこんな顔するんだな。
「はっ…諒…ッ…」
志己の顔が赤い…。
「……っきだ…」
時折聞こえる、途切れ途切れの愛の言葉…。
「諒っ……」
そして、何度も俺の名前を呼ぶ。
「…あっ…ッ!…志己…っ!」
俺が快楽の声をあげる度に、名を呼ぶ度に、志己はまた泣きそうな顔をする…。
志己の指が、俺の蕾に触れる。
「…ッゃあっ…ッ!…し、き…ッ」
「…諒、痛い…?」
志己が触れていた指を離す…。
「ぃた、く…ッない…っ。…もっと……さわっ…て…?」
あぁーーーー!!!!俺は何て事言ってんだ!?!?
「―…っ…!?…りょう…」
志己の目が見開かれ、赤い顔がさらに赤くなる…。
「…ッ……ぁあっ!…ひゃっ…ッ、…ん…!」
「…諒、可愛い…ッ」
「―…っ!?!?」
か、可愛い!?あの志己がっ!?俺を!?
「…諒は…もう、誰にも渡さねーから…ッ」
「―…ッ…」
は、恥ずかしい!!!!
…でも、めちゃくちゃ………嬉しい…。
―グイッ…!
「あぁっ!!…そ、こ…ッ…変…っ!」
志己の指が俺の中のある1点を刺激した。
「ここ…?」
―…グ…ッ
「あああッ!!!」
志己が指でその1点ばかりを刺激するものだから、俺は志己の背中に抱きつく事しかできない…。
「…ッし……きぃ…ッ!」
―…チュク…ッ…プ…ッ
「はぁんっ…!!」
長い指が2本に増やされる…。
俺の中を志己が指で掻き混ぜている感じ…。
「…あぁ…ッ…ん!…ッ…!」
志己が…俺の中に…指を…
―くちゅ…ッ…
「ああぁ…ッ!!!」
俺の自身からは、先程から大量に快楽の印が溢れ出している…。
「…諒…っ」
俺の中から2本の指が抜かれ、代わりに太く、熱いモノが宛がわれた…。
「入れるぞ…?」
「―…ッ…!」
俺の耳元で、志己が熱く、低い甘い声で囁く。
―……グ…ッ…
「―…ッ…んあ…ッ」
初めての異物感に、顔をゆがめる。
「りょ、う……。今日は、やっぱり…やめ
「嫌だっ…!!!」
志己の背中に伸ばしていた手に、より一層力をこめる。
「…し、き…ッ…と…ひと、つ…に…なり、たい…ッ…」
「―……っ!!!」
あああ!!!!俺、本当おかしいって!!!!
「…諒…。愛してる…」
―グイッ…!
「ッあああ…ッ!!!」
―…グッ…ぷ…くちゅ…ッ…
志己の、また一回り大きくなったモノが容赦無く俺の中へと入ってくる…。
「…し…きぃ…ッ…」
俺が上目ずかいで見上げると、いっぱい汗をかいた志己は俺の唇に口付けした…。
「……ッん…ん!!……っはぁ…ッん!」
1度奥に入った志己は、ギリギリまで俺の中から出かけて、体重をかけて倍の速さでしかも明確に俺の良い所を突く。
「…っぁあ…ッ!!!…ッ…んあ…っ…!!!」
「…りょ、…う…ッ…好きだッ…ずっと、ずっと…前から…ッ」
―ドクッ…!!
「ひぃああ…ッ!!!…ん…ッ…しき、…好き…ッ…」
俺の中に志己の欲望があふれ出す…。
「…ああ…ッ…!…あああ…ッ!!!!」
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