屋上 べっと★ *** 「…誠、大丈夫か?」 あれから数分後、僕はリビングから桐矢君の寝室へと移動させられた。 「…うっ…うん…」 こ、これって…この展開って…やっぱり……そういう事なの!?/// 「…力抜いて?」 「―っ…///!!」 僕の耳元で桐矢君が甘く、熱い声で囁いた。 「好き…」 「僕も…」 ―…ちゅっ…… 「…っ…」 桐矢君の唇が僕の首筋に吸い付く。 「……っぁ…はぁっ…ん…ッ」 それと同時に、桐矢君の手が僕の胸の突起を刺激する。 「……きっ、桐矢…ぁ…く、んっ…」 ―ギュッ…!! 「―っぁああ…っ!?」 桐矢君の綺麗で長い指が、いきなり僕の自身を掴んだ。 「…きっ…り、やぁ…っ、く…」 「気持ちい?」 「…―っ!?///」 こ、こういう時ってそういう事聞くの!? 初めての経験のため、その辺はよく分からない…。 「……。」 ―こくっ… 一応、頷いてみた。 「―っ!?///」 「…え…?」 途端に桐矢君の顔が真っ赤になった。 「……なっ…なん、…はっ?///」 「…ぇっ……えぇ!?」 こんなに同様している桐矢君を見るのは初めてだ。 …なんかすごく…、気分が良いぞ。 「…桐矢君、どうしたの?」 薄々どうして動揺しているのか分かってきたが、気づかないふりをする事にした。 そのほうが面白そうだ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |