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〜宛メメント
集会
どうしてそれがそんなに面白い事なのか、あたしには皆目見当が付かなかった。
仕事の為なら、あたしは幾らでも脱ぐけど
そんな珍奇なお芝居のようなカンケーはまっぴら御免。


あたしはバイトの貸衣装
―黒いフリル付きのドールキャミソールに
フリル付きのミニスカート、
黒い編タイツの下にはリボン付きのガーターベルトで、厚底のドールブーツ。
今時笑っちゃうってくらい、
おとぎ話にでも出てくるようなドーリーなヤツ―
を着ていたけど、
薬やってハイなってる奴らはあたしなんかに見向きもしないで
自分達の欲情に刈られ、本能の赴く侭、といった感じだ。


「…つまんない。」

他人が勝手にハイになって浮かれる様を見るのは良い気持ちではない。

ピンクのアイシャドウから覗かせたパープル・アイでそれらを遠目に見つめながら
あたしは部屋の隅に独り陣取り、
煙草を吸いながらカクテルを飲んで居た。

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あきゅろす。
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