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僕の瞳に映るあなた
最終話

――最終話――

 あれから、一年の月日が流れ――涼は少しずつだが記憶を取り戻している。

 涼は意識はしてないが、僕と二人で居るのを避けていた。

 だから、高校も違う学校を受験して僕から離れようとしている。

 でも、それでも良いと思った……涼が笑ってる顔さえ見れれば。

 だけど、高校に入ってから涼は変わっていった。まるで自分が女なのを拒否する様に……男の格好をしだしてバンドまで入った。



涼……僕のことを忘れてしまっても……



僕は忘れないよ……



僕の瞳に……


映るあなたが……





僕のすべてだから……







end―06.5.20

そして……月三へと……



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