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青空に手は
綺麗?
薄暗い路地裏、そこに彼はいた。
「はー…はー…」
その息は荒く、肩は忙しなく上下していた。
「あ、君君!子供がこんな時間になにやってんの!ほら、家に帰りなさい。」
一人の男が引き止め、彼のそばによる。
「全く、最近の子は夜中なのにブラブラとうろついて。」
グチグチと説教を零す。
男が一歩、彼に近づいた瞬間。
「えー」
ぐちゃ
「くは…ははは」
血ってこんなに綺麗だったけ…?
そう呟いた彼。
後に残ったのは、肉塊だけ。
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