青空に手は
自我崩壊
ドクン
「っ?!」
ドクン
「う、あぁ…?!」
暑い
熱い
あつい
アツイ!
自分の体がとてつもない痛みに襲われている。
いや、もう痛いを通り越して体中がアツイ。
それは息までもしずらくし、
確実に宇宙の意識は朦朧としてきた。
そうだ―
あの、俺が真選組に来た日から…
何日が経った…?
『お前がもしも捕まったときはこちらの情報は一つも吐くな。』
『まあそんなことはないとおもうが…』
もしもの時のために…
「く…ああ…!」
俺の中には、あれがしこまれているのだ。
どんな拷問にも耐えられるが、
それは予想であり実際耐えられそうかと聞かれたらその答えはNOだ。
その時のために、何もあちらの情報を話すこともせず、楽に処分出来る方法がある。
自我崩壊
「っそ…!」
恐らく俺は、あと少しでいなくなるだろう。
→
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!