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憎まれ役


『夕陽』



本当は、ずっと近くで見ていたかったのに。
夕陽は皐月を助けようと必死で。


ぼくには見向きもしてくれない。
それでも夕陽が頑張っているから、ぼくは夕陽に手助けをすることにした。



憎まれ役をかってでも。






「ざまあみろよ」




違う
違うんだよ夕陽

ぼくは夕日を助けたかっただけなのに
また、同じ光景が見える。




『…』




自然とあふれる涙を
ぼくは気づかれないように拭った。


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あきゅろす。
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