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結末は
何度世界がくらんでも
あいつが邪魔してくるんだ
僕によく似たあいつが…
笑って奪い去っていく
「……」
繰り返して何十年
気づけば諦めることに慣れていたんだ
だってそうだろう?
取り返そうと思っても、結局は失敗に終わる
もう
とっくに気がついていたろ
けど…
それでも…
諦めなかったら、
今度こそ
何かが変わるかもしれない
こんなよくある話なら
結末は、きっとひとつだけ
僕の目の前には皐月と僕
繰り返した夏の日の向こう
今度こそ、僕は君を救ってみせる!!!
皐月
皐月
皐月
皐月
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