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止めて




『あーあ、諦め悪いなあ』



暗い暗い空間で一人の少年が呟く。
その瞳は真っ黒で何も映していないかのようだった。


『君に皐月が救えるかな』



そう囁く少年の顔は悲しみに満ちていて今にも泣いてしまいそうだった。




『この惨劇を―』







止めて


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