[携帯モード] [URL送信]

book
僕は僕が僕の
  


目を覚ました。


そう…


目を覚ましたんだ。


僕は皐月といたのに、僕が目を覚ましたのは僕の家で僕の部屋の僕のベッドの上。


「っ…さつき…?」


そう呼びかけても帰ってくる声はない。
僕は気づいた。






いや…本当は気づいていたのかもしれない。








何かが狂っていることに。




「皐月…!」


僕は公園に向かった。


[*前へ][次へ#]

13/23ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!