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僕らの恋心
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***

「だいたいなんでお前が俺を捜す必要があるんだよ?」

と言いながら起き上がる拓真。

「拓真に癒されたくて捜してたんだケドなぁ」

「ばっ馬鹿か//だいたいお前は俺に癒される前に自分が留年するかどうかを少しは心配しろっての/////」

耳まで真っ赤にして自分の事を心配する拓真に輝は思わず顔がニヤけてしまった。

【相変わらず拓真は可愛いな…なんだかんだ言いながら俺のこと心配してんだもんなぁ】

「拓真はそんなに俺のことが心配なのか?」(ニヤニヤ)

「んな訳ないだろ!?ただ輝の親御さんの代わりに言っただけだッ////お…俺は…ねっ寝るんだから邪魔してんじゃねぇよっ/////!!!」

横でクスクス笑う輝を拓真は睨み大きなため息をついた。
そして再び寝るべくタンクに寝転がり目を閉じた。


***

しばらくすると拓真の規則正しい寝息が聞こえてきた。

寝ている拓真を幸せそうに見つめる輝の藍色の瞳はいつもより優しく細くなった。

【拓真の寝顔はいつ見ても、そそられるよなぁ…】

こんなことを聞いたら拓真はきっと怒るんだろうなと輝は思い静に笑った。

そして寝ている拓真に覆いかぶさり、薄く開く唇にそっとキスをし拓真の耳元でこう呟いた。


  “愛してるぜ拓真”


そのまま拓真を優しく抱きしめ
輝も眠りにつき始めた。

すると拓真が薄く目を開き輝を見つめて小さい声で


  “俺も輝を愛してる”


と言い瞼を閉じ眠りの世界へと
おちていくのであった。


〜完〜


→反省文

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