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僕らの恋心
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教室へと足を踏み入れるとクラスメートがそれぞれの友達と久々の再開を満喫していた。

拓真と輝は窓際にある自分達の席へと向かった。

1学期の頃はサ行なので真ん中の席だったが、席替えのくじ引きで念願であった窓際の席になったのであった。(窓際は拓真にとって昼寝に最適の場所らしい)

輝の席は相変わらず拓真の後ろだ。実は席替えをした時に、輝が拓真の後ろを引いた男子に土下座までをして彼の後ろの席をキープしたらしいが、そんな輝の努力を当の本人は知っていなかった。


それぞれの席に着き拓真と輝は話始めた。
拓真は輝と付き合い始めてからというもの笑うコトが多くなった。 
拓真をそんな風に変えてしまった輝に嫉妬心を沸々と煮えたぎらしている一人の男子がいた……

「た〜くま〜っ」

その男子は勢いよく拓真に抱き着いた。
その性で拓真の首に相手の腕が
ヒットした。

「――っ…刹那ッ痛いっ;;」

「はうっ!?ごっごめんね!!!大丈夫!?!?」

見事なヒットを決め込んだ“琥破刹那”は申し訳なさそうな顔で謝った。

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あきゅろす。
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