[携帯モード] [URL送信]

みんクエの軌跡‐2
なし
>■ワインレッド
> LV:8 5568Zid
> HP:187
>
>―ミーヴの家―
>
>
> 特に目的も無く、町中でぼーっとする。
>
> と、一風変わった家が目に付いた。建築としては普通なのだが、家の窓から前庭から見える範囲が植物で埋め尽くされている。玄関前にはいくつもの壺が置かれ、それぞれ無造作に草花が投げ込まれていた。門には木の板が掛けられており、次のように書かれている。
>
>“環国華道家元
>
> リンホウ華道教授
>
> ミーヴ・マユリー”
>
> 華道、というのはアラセマではあまり聞かない言葉だ。環の国と言えば、東大陸の外れに位置する小国リーン・ウナム、一風変わった風習を持つことで知られる国だ。あんな遠方の出身者がフローリアに住んでいるというのも妙な話だが、ここのミーヴさんはその上何かの先生でもやっているらしい。
>
> 家を眺めていると、太った――もとい、豊満なおばさんが玄関に現れ、
>
>「ああ、花はそこに入れといてね」
>
> と云った。しかし、言葉の意味が良く判らない。きょとんとするワインレッドに向けて、おばさんが再び口を開く。
>
>「あら? 花屋の人じゃないの? なんだわたしゃてっきり新しい配達の人かと思ったよ。おほほほのほ。そう言われて
>
>to be continue...
>

[前へ][次へ]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!