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みんクエの軌跡‐2
なし
>■ワインレッド
> LV:7 5208Zid
> HP:175
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>―古書肆ミストレイ―
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> シレネの町の北端。商店街からは遠く離れ、民家もまばらとなった寂しい場所に、一軒の本屋がある。
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> 古書肆ミストレイと呼ばれるその本屋は商店としては著しくマイナーな部類に入り、実際訪れる客も殆ど居ないのだが――冒険者に直接的な利益を齎す、稀少な本屋でもあった。古書肆ミストレイが扱うのは単なる古本のみに留まらず、概念化されたスキルを封じ込めた特殊書物、いわゆる技法書にまで及んでいるのだ。
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> 高度な技法書は値が張るのが難点だが、何か掘り出し物があるかもしれない。たまには武器屋だけでなく、書店を覗いてみるのも悪くないだろう。
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>> 寂れた田舎道を進むうち、目的の店が見えて来た。と言っても、それと知っていなくては外から見ても書店とは解らない。入り口の扉は閉ざされており、ここが書店だと知っている者ですら営業中なのかそうでないのかの区別は付かなかった。一体ここの主人は本当に商売をする気があるのか、と疑わしく思う。が、良く考えると、こんな人通りの望めない寂しい場所に店を出すぐらいなのだから、商売気など最初から無いに決まっている。
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> 一応入り口には木製の
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>to be continue...
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あきゅろす。
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