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みんなdeクエスト-芯海の楽園- の軌跡
なし
>■ワインレッド
> LV:4 223Zid
> HP:131
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>―襲撃と疑問―
>
>
> 例えばの話。
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> どことも知れぬ島の只中、小さな小さな森の奥に、こじんまりとした一つの家があったとする。
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> その家の中央には古めかしい木彫りの机があり、その脇には小さな椅子が二つあるとしよう。そして椅子の上には二つの人影がある。
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> 一つの影は教師であり、一つの影は教え子だ。
>
> 二人は机を挟んで向かい合い、一人は深く椅子に腰掛けて、一人は気難しげに首を傾げている。
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>「……先生」
>
> 首を傾げていた影がもう一つの影に呼びかけると、どこかだらしなく背凭れに身を預けていた影が小さく動く。
>
>「なぁに」
>
>「このお話には、何の意味があるのでしょう? 本当にただの教訓話でしかないのですか?」
>
> 本来なら教訓話ですら無いというのを責めているかのような口調に、先生と呼びかけられた影はくすりと笑う。
>
>「始めにそういった筈だけど。ただの教訓話だって」
>
>「……先生のことですから、もっと別の何かが話の裏にあるものだと思っていたのですが。本当に、それだけなんですが」
>
>「何? 嘘言ってるとでも思ってた?」
>
>「…………」
>
>「本気で泣きそうに
>
>to be continue...
>
>

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