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幻想
おいでませ☆ダンガンアイランド!(スーダン・逆ハー落ち有)
※初の逆ハーレムというやつです。リクエストで頂きました。(由季様よりキリ番リクエストで頂きました、有難うございます!)

※題名の脳みそ蕩け具合を全力で謝罪申し上げます…。

※誰落ちかはお楽しみという事で、こちらでは伏せさせて頂きます。

※主人公ちゃんに超高校級設定はございませんが、容姿設定多少有です。150cm位ですかね、全体的に小さい感じですのでご了承くださいませ。

※まさかの澪田ちゃん視点のハイパーギャグです。(陳謝)




*****




ここは普段はとーっても平和な、みんなのみんなのレストランっす。

でも今!
ここはまさに戦場と化しているんすよ…!!

唯吹は今…目の前で繰り広げられる、しれつな争いに、もう胸がギュンギュンっす!!!



「フン、お前の効率の悪さを考慮した結果、俺と行くのが最も効果的だと導かれた。俺と一緒に来い、みょうじ。」

(んぎぎっ。
早速白夜ちゃんからお声が掛かってるっす!
白夜ちゃんからなんて、唯吹誘われた事ないっすよ!!涙。)


「あ、ずりぃぞ十神!俺だってみょうじと行きたいんだよ!!
なぁなぁ、俺と海岸の方に採集に行こうぜ!もちろん水着で行って、そのまま遊んで帰る感じで!!もっとみょうじの骨格も見たいしよぉ。」

(和一ちゃんは…

意外と、危ないんすね(真顔))


「はは、左右田くんはナチュラルに変態なんだね。
それならボクと行った方が安心じゃないかな、みょうじさん?」

(…凪斗ちゃんは凪斗ちゃんで、フツーの女子には色々ハードル高い気がするっすけどね!)


「はっ!?いや俺は変態じゃねーだろ!変態っつーのは花村みたいなのだろ!?」

「おっと、ぼくを呼んだかい!?左右田くんのお誘いも嬉しいけれど…ぼくもせっかくならみょうじさんと行きたいところかなぁ。
…海、ビーチ…水着…うん、最高だよね!海の幸がたくさん取れたら、ぼくが美味しく料理してあげるよ!
あ、もちろん彩りにも気を遣うよ?みょうじさんを綺麗に飾ってあげるからね!」

「いやいやいや!!それ完全にダメなヤツじゃねーか!
え!?俺コイツと一緒にされてんのか!?嘘だろ!?」

(…輝々ちゃんレベルになると…唯吹もさすがにタジタジっす!
国境越えちゃってるっす!ボーダーレス過ぎるっすよ!!汗。)


「んー、まぁ、仕方ないんじゃないかな?左右田くんを特殊だと思ってるのは、ボクだけじゃないみたいだし。…ね?みょうじさん。」

「いやそこでみょうじに振るなよ!止めてくれよ!!」

(半泣きで必死な和一ちゃんが、必死過ぎて…ドン引きっすね!!)


「で、うるさい左右田くんは置いといて…どうする?みょうじさんは…誰と行きたい?」

「フン、愚問だ…俺とに決まっているだろう。」

「…ってオイ!なんで勝手に俺を外してんだよ狛枝っ!?
そこはやっぱみょうじに決めて貰わねーとだろ!
俺超頑張るぜ!んで最後に海!海な!!」

「ぼくだって忘れてもらっちゃ困るなぁ!みょうじさんに色々教えてあげたいし、ね!」



うーん、、、今日もおなまえちゃんは大人気っすね!!


おや?

おやおや?


状況が解らないっすか?

なら仕方ないっすね!
唯吹がガツン☆っと説明しちゃうっすよ!!


それではでは。
ではではでは。


チキチキ!!

第3回!!
おなまえちゃん争★奪★戦!!
inレストランーッ!!!



フッ…決まったっすね…。


とりあえず唯吹から簡単に説明しちゃうとー
明日の採集をー
誰かおなまえちゃんと行くかー
男子達が言い争ってるって、訳なんすよ!

ぎゃはー!だいぶそのままっすね!!爆。


男子のお休みが少ない日は、特に!
大勢の男子が、我らが可愛いおなまえちゃんと一緒になるために、血で血を洗いまくるんすよ!!
(まぁ結局は決まらなくて、ジャンケンとかになるんすけどね!!)



もう、なんてゆーんすかね?
唯吹から見ても、おなまえちゃんはぐうの音も出ない程可愛いっす!

むしろグーっす!!
グーが出ちゃうっす!!!


ちっちゃくて、黒目がちなおめめで、お人形さんみたいで、なんか思わず可愛がっちゃう感じっす!!

日寄子ちゃんと並んでる時とかもサイコーなんすよ−っ!!
ラブリー全開っす!!
加えて毒も一切はかない天使っすからね…フフフ、末恐ろしい娘だよねホント…。


それでそれでー
いつもは困ってるおなまえちゃんをー
おなまえちゃんを妹のように溺愛してるペコちゃんが助けてるんすけどねー?

ケモノ男子の魔の手から守り過ぎちゃったんすかねー…
倒れちゃって今はお休み中なんすよねー…。



だからこれ幸いとばかりに!
鬼の居ぬ間にばりに!!!

今日の男子達の争奪戦は熱いんすよ…!!!!





『え、…えっと…っ…。』


ズズイッ!とみんなに迫られて、
おろおろおろろ、と困るおなまえちゃん。

くーッ!!可愛いっす!!
100点満点っす!!
抱きしめちゃいたいっす!!
もう唯吹が持って帰りたいっす!!

てか噛ませてー!!!!!!




っと…、ふう、危ない、危ない。


噛むのは後でじっくり噛ませてもらえばいいんすよね!!(きゅるりん☆)

だから今は、この戦いを見守る事に、唯吹は全野次馬根性を燃やすんすよ…!!!!



「…みょうじもいつも大変だな。
1日中こいつらの相手するのは疲れるだろ?だったら、とりあえず明日は俺で手を打つ、っていうのはどうだ?」

(相手を気遣いながら…さり気なく誘う……
創ちゃんったら、腹黒い子…!!!汗)


「おい、日向!なにしれっと誘ってんだよ!
俺達が先に誘ってんだかんな!?横取りとかマジで許さねーかんな!!」

(また半泣きっす!どこまで必死なんすか!?
ライバル増えても強く頑張るっすよ!!)


「ぼくは日向くんに一緒に来てもらっても、全然構わないけどね!むしろウェルカムな位だよ!!!」

(……輝々ちゃんは…強すぎっすね(真顔))


「はは、本当に日向くんは油断も隙もないよね。
意外と一番、みょうじさんに本気なのって…日向くん、だったりして。」

(…笑ってないっす…凪斗ちゃん、全然笑ってないじゃないっすか…!!怖。)


「フン、愚民なら愚民らしく、大人しく散ればいいものを…。」

(フー!白夜ちゃんの見下しも絶好調っすよー!!)


「あはは、お前ら人聞き悪いぞ?俺はみょうじが困ってるみたいだったから声掛けただけで…お前らみたいに邪な思いとか、一切ないからな?」

(創ちゃんの言葉にトゲを感じるっす!チクチク刺しまくってるっすよ!!汗)


もう火花が飛び散ってるっす!
バチバチっす!!
すっかり囲まれちゃったおなまえちゃんも、超おろおろしてるっすよ!!汗。



「…ねぇ、みんなが怖い顔してるから…みょうじさん、すっかり怖がってるみたいだよ?
大丈夫?みょうじさん。
ボクは採集場所はどこでもいいからさ、もちろんみょうじさんの希望にあわせるよ…みょうじさんと一緒に行けるだけで、光栄だからね。」

(っとー!?ここでさりげなくおなまえちゃんの手を取る凪斗ちゃんっ!!
このフェミニシズムにおなまえちゃんも落ちてしまうのかー!?)

『…本当に?どこでもいいの?
…私実は…あんまり泳げなくて…海はちょっと、怖いんだ…。』

(おなまえちゃんカナヅチさんなんすね!浮き輪とかしてたらそれはそれで超可愛いっすけどね!!!)

「全然構わないよ!…じゃあ、ボクでいいかな?どこがいい?みょうじさん。」

(一気に凪斗ちゃんが勝負に出たー!!これで決まる、のかー!?)


「ちょっと待ってほしいな!狛枝くん!!
みょうじさん、ぼくなら…おいしいお弁当を作ってあげるよ?
…喉が渇いたら、いつでもどこでもドリンクも飲み放題だしね…!!」

(そこで輝々ちゃんが待ったをかけたーっ!!
って後半ダメっぽくないっすか!?おなまえちゃん逃げるっすよ!!汗)

『…花村くんの…お弁当…。』

(意外にも効いてる、だと…!?
いやおなまえちゃんは多分後半の意味は一切疑ってないっすね!!汗)

「うん!ぼく特製スペシャルなお弁当だよ!!何が食べたい?みょうじさんの大好物ばかりにするね!!
…ついでにぼくもおいしく食べてもらっても構わないよ!!」

(んぎぎっ!いらないデザート付いちゃったっす!
さすがにこれはまずいっす!!誰かおなまえちゃんを助けてほしいっすよ…!!!滝汗)

「っだああ!!!それもダメだろ!!さすがに花村とだけは行かせらんねーよ!!
…あー…あのさ、みょうじ、さっきは海海言っちまって悪かったよ…泳げないとか、知らなかったからさぁ…。
だから、俺もみょうじと行けるならどこでもいーしよぉ、ダメか?
…あ、電気街なら部品探してミニロボットとかも作ってやれるし!どうだ!?」

(さすがツッコミ職人和一ちゃん!輝々ちゃんから救ったところはポイント高いっすよ!!!)

『…ううん、私も恥ずかしくて言ってなかったら…ごめんね?左右田くん。』

(おおっと!?意外と好感触、なのかー!!??)

「気にすんなよ!むしろ俺は泳げないとこもひっくるめて可愛いと思うぜ!!
よし、じゃー仲直りって事で俺と…。」

(今日はなんだか攻めてるっすね、和一ちゃん…!!驚)


「ハン!みょうじの過去の採集成績から見ても、電気街だけはないな。第一、そんな油臭い場所よりも自然採集の方がみょうじには合っているだろう!
そんな事も解らんとは、愚民は所詮愚民だな…。」

(ここでなんと白夜ちゃんから、待った、だってー!?
くーッ!おなまえちゃん羨ましいっすよ!!!涙)

『え…私、そんなに電気街での成績、悪いの…?』

(す、少なからずその事実におなまえちゃんはショック受けちゃってるみたいっすけど!?)

「フン…まぁ向き不向き、というやつだ。深く気にする必要はない。
だが、それより深刻なのはお前の迷子癖だ。
自然採集の時は必ずのようにはぐれるだろう…だから俺が一緒に行ってやると言ってるんだ。」

(んー確かにおなまえちゃんよく迷子になるんすよねー…。
これは頼れる白夜ちゃんに、決まりっすかねー?)


「なぁ、それ…いくらみょうじが迷子になり易いって言っても、牧場とかならそんなに広くもないし、問題ないんじゃないか?
それにロケットパンチマーケットとかネズミー城みたいな、施設内での採集だってあるよな。」

(ここで創ちゃんが言葉斬りに掛かってきたっすよー!!!)

『…うーん、確かに建物なら…さすがに私も迷子にならないと思うよ!』

(迷子癖の自覚は、あるんすね!でも素直なおなまえちゃんがこれまた可愛いっす!!)

「…だよな!だったら無理して森や山まで行く必要なんてないんだぞ?施設系の採集はみょうじも成績悪くないもんな?」

(そして創ちゃんがおなまえちゃんの肩に手を掛けたぁぁぁ!!!!!
どうする!?どうするんすか!?おなまえちゃん!?)



『…みんな色々考えてくれてるんだね、嬉しいな…ありがとう。
せっかくだからみんなで行きたいけど、採集場所もバラバラだし…。
…うーん…どうしよう……。』


うん!困るおなまえちゃんも可愛いっすね!

じゃなくて…おなまえちゃんが、最終シンキングタイムに入ったっすよぉぉぉー!!!




…という訳で!

ここで突然、唯吹脳内ダービー開幕ッ!!!


おなまえちゃんは誰と行くんすかね?
おなまえちゃんは誰を選ぶんすかね!?
大・予・想・ターイム☆



えー、やはり強いのは…ナギトキボウバカではないですかねー?唯吹さん。
全体的なスペック値の高さが、他を凌駕してるかと。

そうですかね〜、唯吹はハジメハラマックロの常識力はあなどれないと踏んでるんですよねぇ。

ですが唯吹さん、テルテルバッチコイも捨ててはおけませんよ!
おなまえちゃんは可愛いものが大好きですからねー見た目だけなら逆転の可能性も…。

難しいところですねぇ、不思議とカズイチヘタレストーカーはないように思えますが…。

いやいや、ここはあえてビャクヤブヒーでしょう!!
やはり唯吹の目から見て、一番かっこいいですからねー!!!




ですがね、唯吹さん…。
…唯吹は大穴を狙いたいと思うんですよ…。

なんと…!大穴ですか、唯吹さん!?

そ、それは…誰、ですか、ね!?唯吹さん!!





わは!唯吹がいっぱいっすね!!爆。
もう唯吹もちょっと解らなくなってきちゃったすよ!!!


っと…大穴の事っすか?

おやおや?

気になっちゃう?

気になっちゃうっすか!?

フフーン、ならばお答えしちゃうっすよ!



それはー

いっつもー

言い争いには参加しないのにー
ジャンケンになるとー

実は必ず参加してる、あの人っすよ!





『…うん、みんなありがとね。でも…。』

ちょっともじもじしているおなまえちゃん…。

んーっ!可愛いっすね!!


『でも、私……。』

小さめなおなまえちゃんの声を聞こうと、急にレストランが静かになったっすよ…!

おなまえちゃんの言葉に、男子たちが痛い位に注目してるっす…!!








『でも、私…田中くんと…行きたい、な。』



「「「「「…え?」」」」」




ビンゴー☆!!

大穴キタっすよぉぉぉぉ!!!!

唯吹ったら大・正・解!!!!!

やっぱり眼蛇夢ちゃんだったんすね!!!!!

実は2回目の優勝者は眼蛇夢ちゃんだったんすよ!!!!!

それ以降、なんだか2人が親密になった気がしてたんすよねぇ…えっへん!!!


それにしても、
固まる男子たちの目が点ぶりが、超面白いっす!!!!!爆。


『…えっと、みんなごめんね?せっかく誘ってくれたのに…。
…やっぱり、だめ…かな?』

っそんな不安そうな表情にもメロメロっす!!


「えっ!?いや、ダメってゆーかよぉ…なんでここで…田中なんだよ!!?」

(ふっふっふ…和一ちゃんはにぶちんっすねー。)



『えっと、前にまた一緒に行ってくれるって言ってたし、それに…。』


ゴクリ。
…つばを飲む音って、本当にするんすね!!驚。





『…だって、田中くん…お姫様だっこ、してくれるから。』



「「「「「……は?」」」」」




…ふ、フフ…さすがに唯吹もビックリっすよ!!汗。

衝撃事実の発覚っす!!!!

も、もはやおなまえちゃんが、眼蛇夢ちゃんの…毒牙にっ!!!!!

可愛い可愛いおなまえちゃんが…汚されちゃったっすっよー!!!!!!涙。





―ビュンッ!!

おや?

今唯吹の横をすごい風が…



「…きっ…貴様ッ!何を言っているのだッ!?
…そ、それは他言するなと、あれ程…ッッ!!!」

『…えっ…あ!
…そうだったね、ごめんなさい!!』

すごい形相で、焦るわ怒るわの眼蛇夢ちゃんが、
レストランの隅っこから一瞬でご登場してたっす!


「だ、大体!あれは貴様がッ己が身一つ碌に守れんからそうなったのだろう!?お…俺様は仕方なく、だな…。」

必死でストールを上げてる眼蛇夢ちゃん…真っ赤っすね(真顔)

…けど唯吹は大体つかめてきたっすよ!
前回おなまえちゃんは足をくじいちゃったらしいんす!!
でも戻ってきた時には、足は引きずってはいたものの、一人で歩けてたんすよねー。



しかしごにょごにょしてる眼蛇夢ちゃんの様子を見るにも…

ふむふむ…2人きりの時は、お姫様だっこだった、と…。


『ええと、そう、なんだけど…でも、嬉しかったし…。』

「なッ!な、何を…言うのだ、貴様は……。」

…うん!
これ以上ないって位に真っ赤っすね、眼蛇夢ちゃん(真顔)


「そ、そもそも…あの刻は、奴等の急襲に遭っていた窮迫時だったからであってだな…!
あのように接触を介する魔力の供給等、常時してやるような事ではないのだからなッ!?」

…眼蛇夢ちゃん、超早口になってるっすよ!

ちょっとおなまえちゃんもポカンとしちゃってるじゃないっすか!!汗。



『…えっと……じゃぁ…怪我、してなかったら…して、くれないの…?』


ってそれがショックだったんすか!
うう、潤んだおめめがすごい破壊力っす!!
今にも涙がこぼれちゃいそうっす、保護しちゃいたいっすよ!!!


「なッ!…いや、なんだ……その、だな…。」

『…だって、私は…すごく、嬉しかったのに……やっぱり、迷惑だったって、事だよね…。』

もう泣いちゃうっすよ!?
今にも泣き出しちゃうっすよ!?焦。


「ッッ!!ええい、泣くな!!…泣かないでくださいッ!!」



「…ま、まぁ…なんだ…、その…貴様が、そこまで望むなら…して、やらん、事もない…が…。」


『…ほんと?』

小首かしげの破壊力ーッ!!!
唯吹はもうノックアウトっすよ!!!


「…あ、あぁ…。

…だ、だが……ふ、二人きりの刻だけ、だぞ…?」

くっ!
なんだか…後半よく聞こえなかったんすけど!?
無念っす!!悔。



『うん、解った!…嬉しいな、田中くん大好きっ!』


「「「「「なっっ!?」」」」」


な、なんと…!!
笑顔ドストレートでおなまえちゃんたら…こ、これは…告白、なんすかね!?


「き、貴様ッ!…な、何、を…急に…言い、出す…のだ…。」

眼蛇夢ちゃん…真っ赤な上にそっぽ向いちゃったっす…。
もうなんだかほほ笑ましいっすね!(笑顔)


そして告白もどき(?)に気付いて、ボっと赤くなるおなまえちゃんがまた…可愛いっすね!!悶。


『…あ、えっと…その、突然…ごめん、ね…?
でも…この間、お姫様抱っこしてもらって…本当に嬉しかったから…またしてもらえるって思ったら、すっごく嬉しくて……。


…えと、うん…だから、つい…なんか好きだなぁ…って…思っちゃって…ええと、ごめん…ね。』


「…い、いや…なんだ…その、謝る必要は、ない……。

…ま、まぁ…俺様としても…吝かでは、ないし、な…?」


ちらっとおなまえちゃんの方を見る眼蛇夢ちゃんも
まだ恥ずかしそうにうつむき気味のおなまえちゃんも、
これ以上ない位に真っ赤っ赤っす。

…青春っすねぇ(笑顔)



『…ほんと…?…良かった…。』

安心したように微笑むおなまえちゃん…!
ちょ、真昼ちゃんッ!
これは、これはシャッターチャンスっすよぉぉ!!(鼻血)


「あ、あぁ…。



…だから、なんだ…その……。」




「…俺様もまぁ…そのような、想いであるからして、だな…?」


おや?

おやおやおや!?


が、眼蛇夢ちゃん…!
それは、まさか、の、まさか…なんすか!?(興奮)



「…だから、その……宜しく、お願いします。」

大きな眼蛇夢ちゃんが、ペッコーと頭を下げる光景は…
意外とシュールっすね…!!



『…??


(…あ、明日の採集の事かな…?)

…うん、こちらこそ、よろしくお願いしますっ。』


おなまえちゃんの必☆殺ペコ返し!!悶。
…なんかちょっとペコちゃんを返してるみたいっすけどね!

なんにしても!
もろもろ含めて勝者眼蛇夢ちゃんっすね!!
完全な勝ち組っすね☆!!


「……ッッ!!

ふ…フハ、フ…フハハハハハ!!!
そうか、そう…か!!

…ならばッ!
貴様を我が配下として今後傍らに置く事を公言するとしよう…!!
…もうこのような穢れた地にも用は無いな…そうと決まれば早急に離れる事とするか…。」

付いて来るが良いッ!みょうじッッ!!!

と元気一杯の眼蛇夢ちゃんに、

『…あ、うん!』

待って、とトタトタ小走りで付いていくおなまえちゃん。



…すっかり忘れ去られてる5人の不憫さは、とても唯吹の口からは語れないっすけど……(憐れみの眼差し)



仲良しこよしに並んで歩く2人は、意外とお似合いかもしれないっすね☆










*****


おまけ。



後日ー。




『あのさ…唯吹ちゃん、私…って……田中くんの、彼女…だったの?』


あの大公開告白から数日、唯吹がこんな相談を受ける事になろうとは…!!
超絶ビックリンコっすよ!!汗。


『んがっ!?
おなまえちゃん気付いてなかったんすか!?汗。
あの第3回おなまえちゃん争奪戦の時に、よろしくしてたじゃないっすか!!』

『うーん…そんなのあったっけ…?ちょっとわかんないな…。』


お、や…?


『…えーっとぉ…それってぇ、もしかしてぇ…眼蛇夢ちゃんと…お付き合いは、したくない、的な…話、っすかねぇ…?』


ちょっと雲行き怪し過ぎて…さすがの唯吹も恐る恐る聞いてみたっす…焦。


『…えっ!?
あ、えっと…そう、じゃなくて…ね…?

もし…もし、そういう事、言ってもらってたなら…ちゃんと聞きたかった、っていうか…、覚えてたかったな、って…いうか…///』


…うん!
ただのバカップルさんで安心したっす!!

確かにあの時は眼蛇夢ちゃん、ちゃんと言ってた訳じゃないっすもんね!!

おなまえちゃんの幸せの為なら、唯吹一肌脱いじゃうっすよ!!!(笑顔)


『…なるほど、…解ったっすよ…。
フフフ、じゃあ唯吹がちょっと眼蛇夢ちゃん焚き付けてくるっすね!!
きゃっほーい☆!!』


『え、あ、唯吹ちゃん!?そ、そうじゃなくて…。
…あわわわわ、や、止めてー!!///』




…その後恥ずかしがりな2人に、めっちゃ怒られたっす…凹。

でもちゃんと眼蛇夢ちゃんから正式な告白があったみたいで…おなまえちゃんは嬉しそうだったっす!


これで一見落着☆ハッピーエンドっすね!!



おまけ・終


*****




…はい、色々と申し訳ございませんでした(土下座)
逆ハー&田中くん落ちでのリクエストでございました。
が…せっかくリクエスト頂きましたのに残念仕様で…重ね重ねお詫び申し上げます…。。

なんで唯吹ちゃん視点なのか…てかテンション…みたいな…苦笑。
井澤が暴走気味で申し訳ない限りです(深謝)

逆ハーならもう皆に囲まれればいいッ!とか思って頑張ったんですが、もっと女子にも愛されたかったですね(それ違うだろ)

途中から5人の蔑ろ感も半端無くて申し訳ございません…。
しかし敢えて理由を述べるならばこのサイトは俺様を中心に回っておりましてはいごめんなさい殴らないで下さい(再土下座)

こんな酷い内容ですが、少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです…。
この度も長々とお付き合い頂きまして有り難うございました!

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