誰かに聞いた怖い話
・・・堀炬燵2
.
『その看護師さんの友達に起こった話しなんだ…』

『その日、彼女と友達2人はスキー場からちょっと離れた山深い渓谷沿いにある、小さな温泉場に来ていた』

『そこは温泉場としての歴史は古いらしいが、3人の泊まる旅館は比較的新しい何のへんてつも無い造りだった』

『もっとも、山の中の温泉場の為に周りに娯楽施設は何も無いから、湯治場っていった方が良いのかな…彼女達の部屋は二間続きの部屋で、小さな部屋の真ん中には堀炬燵が作ってあったそうだよ』





『ネェ!私初めて〜、堀炬燵って言うんでしょ!』



『本当ネェ、これならゆっくり足を伸ばせるわ』

部屋に着くなり彼女の友達2人は堀炬燵に関心を示し、さっそくあたりはじめた…

『もう、仕方ないわね』

彼女もそう言いながら足を入れた

あれっ?と彼女はその時思ったそうだ…何かひんやりとした感じがしたと……




『ねぇねぇ、此処ってお風呂は露天風呂よね?』



『そうよ』



『じゃあさっ、さっそく入りに行かない?』



『さんせ〜ぃ』

そんな訳で3人は露天風呂へと入りに行った…

しばらくして戻って来た彼女達は、用意してあった夕食を残らず平らげた……

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あきゅろす。
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