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「あ〜、クソッ。」
「どうしたんですかぃ、土方さん。」
独り言とか、キモいでさぁ。
「おい、今の思いっきり声に出てたぞ。」
「すいやせんっしたー。」
「あ、こんにちは。」
「よう、眼鏡とチャイナ。万事屋はどうした。」
「失礼ネ、私達も万事屋ヨ。銀ちゃんは、今寝てるアル。」
「こんな真っ昼間からですかぃ?」
「そうなんですよ、少しくらい働いてくれればいいのに。」
「それよりマヨ、何かあったアルか?」
「は?」
「なんか、元気ないアルよ。」
「あ〜、その…万事屋に、弱味握られたっていうか…」
マジですかぃ!
よし、あとで旦那に是非聞きにいかないと。
あー、旦那のことだから情報料とか取ってきそうだな…
「おい総悟ォォ、テメェ絶対今良からぬ事考えてんだろ。」
「あ、それならマヨ、良いものがあるアルよ。」
な、まさか、記憶をなくすとかじゃないよな?
そんなことしたら、土方さんの弱味とやらが聞けなくなるじゃないですかぃ!
「これアルよ。」
うわ、なんか複雑そうな機会…
「あ?…何だ、それは。」
「忘れたい恥ずかしい記憶を見せてくれるアル。」
え?
恥ずかしい過去?
「えっと、絡繰技師の源外さんが使わないからとかでくれたんです。寝てる人に向けてスイッチを押すと、その人の神楽ちゃんが言ったような記憶を見られるんです。まだ試したことはないですけど。」
「おいそれ、万事屋でやってくれねぇか?」
それも良いですねぃ、一気に2人の弱味握ったり、でさぁ。
まあ、使う情報は土方さんのだけだけど。
旦那に嫌われたくないし。
いやでも、これを粮に一度ヤらしてもらうのも…
「俺も見てみたいでさぁ。」
「そうですね、丁度銀さん寝てましたし。」
「銀ちゃん寝てる内に行くアルよ!」
全員で万事屋へ猛ダッシュ。
メガネだけ遅れてる気がするけど、気のせい気のせい。


あきゅろす。
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