[携帯モード] [URL送信]


同居 /オリジナル
*

自称ショタコンだ
自分でも認めるほどの気持ち悪さだと思っている

そんな僕はやはり普通ではない恋をしてしまう

「……」

その相手とは
未熟な小さい身体、幼い甲高い声…
とかではなくて
流石に僕も犯罪はしないよ

僕の好きなタイプかはわからないけれど
何か惹かれるものがあった
小さい子とは正反対な低い身体に響く声
少し癖のかかった柔らかな髪
僕を甘やかしてくれる大きな手

「……」

彼はあまり話すのを好まない
好まないのかは知らないけれどあまり言葉を口にしない
軽く意思表示するぐらい


僕らの出会いはあまりにも自然すぎて忘れるぐらい
ずっと昔から二人でここに居たような
そんな気さえもした…

僕と彼は2年前ぐらいから同じアパートに住んでる
食事は僕が自炊し時々憂も手伝ってくれる
手伝ってくれるというのはお皿を出したり箸の用意をしたり
料理をつくるのは僕の役目
最初から料理なんてできるわけではなかった
初めのほうは失敗ばかりで憂には苦労させたと思う
昔と比べたら結構上手になってると思う

いつもパソコンの前に向かってる憂は家でもできる仕事についてる
時々重要な仕事のために外に出るときはあるけど
普通にやる分には十分みたいだし、その仕事が結構高収入だったりする
それに変わって僕はまだ学生をしてるし…

「行ってくるね」
「…あぁ」



唇をあわせるいつもの日課
キスをせがむ憂…せがむというか迫ってくる
拒否権はないようなそんな感じ
嫌がってるわけではない、むしろ嬉しい



とくに話さない彼がよく言う言葉は

「…嫁」

ほらまた言った。
初めて言われたときにはびっくりしたけどね
僕も好きなショタ相手に良く使うけれど…
そう言われて嫌な気持ちにもなるわけでもないし
それにもしそうなったとしても良いと思える、うん。
男同士?とか言われるけどさ
僕の価値観では恋愛なんか自由なものだと思う
同性でも歪んでいても幸せでも壊れかけてても小さくても
その人が「愛」って呼べれたらそうなんだと思う

「…好き…だ」

まあ、僕は彼にお熱なのだ。





*------
…意味不明な小説とか投稿してみようと思った結果がこれだよ
これからこんな感じで投稿すると思います
暇ができたら修正しまくります

[*前へ]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!