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甘い時間に /米英


こうやって毛布にくるまって枕に顔を埋めると最高に気持ちがいい。その最高に気持ちがいい時にかぎってそいつはやって来た。
全く迷惑な話…

「イギリス!なにしてるんだい?」
「見てわからないか?」
「寝ているようにしか見えないんだぞ」

…今まさに寝ようとしているんだが、しかもアメリカ、お前どこから入った…


「えっ、ちょ…入ってくんな…ばかぁ!」
アメリカが俺の毛布の中に忍び込んで来たんだ。
一応言っておくが嬉しくなんてないんだからなっ

「…なぁ、……アーサー」

いきなり名前を呼ばれてドキッとした
そりゃ普段話す話題もないし…暇もないしさ。
「その…キスしないか?」
「……は?」

唐突に言われた言葉に俺はびっくりしすぎて唖然とアメリカを見ることぐらいしかできなかった。普段そんなこと言わないからむしろ感動した。
「…嫌かい?ねぇ…」
すっと俺の顎に手を添える。俺は喉を鳴らし唾を飲み込んだ。
交じり合っている目線が離せない、アメリ…いやアルしか見れない。
「…ぁル、フレッド」

小さく触れるだけのキスをする
それからこいつのこと好きだ、なんて再確認して愛おしくおもったんだ

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あきゅろす。
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