小説 もしも君が居なくなったら、この想いを受け止められる? ♪ 落書き。 なんとなく書いてたやつ。 詩みたいになってる。 気持ちが先走ってて出来が悪い。 正直読まないのが正しい選択。 ‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡ 本当にいいんですね? 戻るなら今のうち。 ‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡*‡ もう二度と会えなくなるなんて、 知ってたら「大嫌い」も言わなかったのに。 いつもより暑いくらいの昼下がり、 それなのに周りはいつもと同じ。 いつもみたいに世界は動いてて、 でもその中に君だけがいない。 いつも君が居るコンビニを覗いて、 いつも君が笑う教室で話して、 いつもと同じ風景。 いつもと同じ時間。 足りないのは、君だけ。 君が飲んでたジュースを買って、 「ああ、いないんだ」と思い返した。 初めて飲んだジュースは甘くて、 甘党の君らしいなと少し笑った。 好きだったなんて、馬鹿みたい。 君と同じくらいの背の人を見かけて、 つい後を付けていく。 君じゃない。 頭ではわかってるのに、 心が全然わかってくれない。 視界が悪い。 涙のせい。 どこか冷静なのに、 どうしてかとても熱い。 心にワイパーがついていて、 気持ちを全部消してくれたらいいのに。 名前は呼ばない。 心が熱い。 ああ、明日は雨だ。 空っぽ。 何もない? 見ないで。 大好き。 嘘。 大嫌い。 「 !」 今日初めてかもしれない。 名前を呼ぶなんて。 だめだ。 雨がひどい。 傘を持ってるのは、君だけなのに。 君がいてくれるだけで、 冷たい。 本当に、好きだった。 好き、だった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |