[携帯モード] [URL送信]

世界と私
007.恐ろしあ






 この前イギリスさんから
 戴いた紅茶をメイドさんにれてもらい
 私は優雅に過ごしていた。




 『とても美味しいです。
 淹れかたがとてもお上手なのですね、
 これからはあなたに淹れて貰いましょうか』


 「あ、ありがとう御座います!」


 「名前さま、お届け者です」

 『ああ、ありがとう御座います』



 紅茶の味を誉めていたら、
 もう一人のメイドさんがやってきて
 そう大きくない小包を渡した。
 どなたからでしょう、
 名前がかいてありませんね




 『あの…これはポストに?』

 「いえ、リトアニアさまが名前さまに、と」

 『トーリスくんが…』



 なぜトーリスくんが私に小包を?
 なんでしょう、嫌な予感がします
 いえべつにトーリスくんとは
 仲は宜しい方なんですけど…
 その…ね、まあ兎に角あけてみましょう!
 話はそれからですね!





 ビリビリ、丁寧に小包をあけると
 そこには小さな向日葵が一本だけ
 入っていて、綺麗にさいていた。




 『…向日葵………』




 向日葵自体はとっても
 好きなのだが。

 向日葵を送りつけてくるような人、
 それはこの世界で一人くらいしかいない。

 向日葵を包んでいた包み紙から
 取り出すと、パサ、となにかが
 床の上に落ちた。紙きれだ。




 『…「向日葵が咲いたので
 是非みにきて下さい。
 すぐに来ないときみのお友達が
 一人いなくなります。」……』





 おそロシア




 (私、ちょっと出掛けてきます!)





 *0724*

 ロシアさんは寂しいだk









[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!