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5000hit記念小説
楽しみましょ♪


楽しみましょ♪


今日はたぶん私がいた世界ではお正月ってやつだと思う。
何で”たぶん“なんて言ってるのか・・・
それはここがテルカ・リュミレースだから、だ。


「ここではお餅って食べないの?」

ヤバい、思わず口にしちゃった。この世界にあるのかわかんないのに・・・マズいです。ひじょーに危ないです。

「おもちがどうしたの?」

「食べないの?って今日はそういう日です?」

「いや・・・ただ食べたくなったというか」

なんて苦しい言い訳だろう。自分が悲しくなってくるよ。
わたしのいた世界では今日はきっとお正月で毎年お餅食べてるんです!(私の家
なーんて言えないよね。ユーリあたりに「バカか?お前」とか言われちゃうよ。寝言は寝ていえとか?考えているだけでまた泣けてくる・・・。

「さっきからコロコロ表情かえて、大丈夫かお前?」

「大丈夫!お餅が食べたいだけだから!」

「自信を持って言うなんて貴女ってば面白いわね」

・・・これってジュディスにバカにされてる?ユーリじゃなくてジュディスにバカにされたよ!?

「そんなことないわよ。ただ面白いって思ったから言っただけだわ」

「それなら良いんだけど」

「そんなにお餅が食べたいならついちゃえばいいんじゃないの?」

「リタっちがそんなこと言うなんて珍しい」

「う、うるさいわね! カナがなんだかやりたげだから言ったたけよ! 」

「リタっちってば照れちゃって。でもその案おっさんも賛成かな〜。やっぱ楽しいことはみんなでやらなきゃね」

おっさんウインク・・・。
ごめん、おっさん

「気持ち悪い」

「 カナと同じくボクも思った。レイヴン自分の年齢考えたら? 」

「えーっと、やるならやりません?」

「エステルの言うとおりだ。おっさんなんか構ってたらできることもできないしな」

ユーリが酷いのはいつものこと。
でも今回はなんかエステルが酷い気がする。まさかのここで黒エステル様光臨?

「じゃあ買い出し行かなきゃいけないね。お餅つくんだったらさ」

ほら行こうよ、とカロルは歩き出す。
あれれ、餅つき決定かな?食べたいからそれは嬉しいんだけどさ
しかも売ってるお餅を買うんじゃなくみんなでいちからとか楽しそうだし!

「今日は餅つき大会だね!」

「そうなっちゃいますね。たまにはこんな日もいいんじゃないです?」

「おっさんまさか無視されてない?」

「されてない?じゃなくてしてんのよ!おっさんは餅つきやるのやらないの?やるなら買い出し行くわよ!」

溜め息をつきながらリタがおっさんを睨んでいる。いつものリタといつものおっさん図だ。

「お餅つくならぜんざいとかどうかしら?」

寒い時期にはちょうどよくないかしら、って感じでジュディスが言ってきた。わぁーぜんざいもおいしそう!あったかいしお正月って感じだよね!しかも甘いし!

「ジュディス案に賛成!ぜんざいも作っちゃお!」

「 カナぜんざいなんか作れるのか?」

「ユーリが作ってくれるんじゃないの?」

甘いものだしユーリなら作れるんじゃないかなって思ったんだけどな。まさか作れないとか!?
えーっ、食べたいのに!

「食べたいならお前も手伝え」


「手伝ったらぜんざいも食べれるんだね!」




今日はみんなで餅つき大会!
杵なんてカロルが似合うと思わない?
(武器がハンマーだから)







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あきゅろす。
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