アパート物語
ゲーム
もともとあまりゲームをやらない政宗に対して
かなりいろいろなジャンルをやりこんでいる幸村と
それに付き合っている佐助。
そんな3人で集まる約束をしていたが
少し用事があり、政宗が遅れて佐助の部屋に行くと
2人はもうゲームをしていた。
『Hey!何やってるんだ??』
「あー!旦那いらっしゃい。」
いつもなら政宗の声を聞いた佐助か幸村が玄関の方へ顔を出してくるのだが
今日は奥から声が聞こえてきた。
部屋を見てみると2人は見慣れないゲームをしてで盛り上がっていた。
「おお!!政宗殿!!今佐助と対戦をしていたとこでござる!!」
「旦那。代わろうか??」
「某、政宗殿にお手合わせ願いたい!!!」
テレビ画面を見てみるが、やはり政宗の知らないゲームだった。
『Oh・・・臨むところだ・・・と、言いたいが
生憎このゲームは知らねぇな・・・。』
「まぁマニアックなやつだしねぇ。初心者にはきついかもね。」
「残念でござる・・。」
『まぁ俺はここで見てるからよぉ。』
そういって政宗は床に腰を下ろした。
「それでは・・・佐助!!もう一回だ!!」
「はいはいっと。」
(やっぱり知らねぇゲームだな。でもなかなか面白そうなゲームだな。)
「むうううううう!!佐助!!!もう一回だ!!!」
「何回やっても同じだって♪旦那はこれで俺様に勝ったことないじゃん。」
「佐助!!!もう一回!!!!!!!」
「もう一回だ!!!!!!!!」
そういったかんじで結局その日の大半は幸村と佐助が対戦しているのを見ていただけだった。
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!