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夜の灯
1-5(2)
「や……いやっ!」
股間に顔を押しつけられる。
「ふ……」
朔の声は震えていた。震えていて、左右に頭を振る。
「どうした?怖いのか」
「っ……」
真也はズボンのジッパーを下ろした。それが視界に飛び込んできたとき、朔は息を飲んだ。自分のとは比べものにならないくらい大きくて、赤黒い男性器。こんなの、無理に決まってる。
「早くしろよ。さっさと舐めろ」
「は、はい!」
舌で亀頭に触れた。独特の臭いがしたが、目を閉じてゆっくり舌を動かす。
「口に入れながら舐めてみろ」
「んぇ……」
先っぽを口に入れただけで吐き気に襲われた。
「舐めながらくわえて、俺を気持ちよくさせるんだ」
どうやればいいかわからず、軽くくわえながら口を移動させてゆく。亀頭から下へ行き、筋を舐めて、袋の付け根あたりまで舐めていくと真也の性器が固さを増しているのがわかった。
「うまいぜ……上のほうに戻ってこい」
再び、くわえながら亀頭の部分まできた。するといきなり真也は朔の頭をつかむ。
「んーっ!」
「しゃぶれ」
無理矢理奥までくわえさせられる。大きいうえに雄の臭いに満ちていて、朔の口を思いきり開かなければくわえきれない。
「んはっ、いやっ!やだ、んっ……」
朔のアゴがくたびれても、真也は彼の髪をつかんで頭を前後させた。
「んっ、うぇ、んう……」
「力入れてしゃぶれよ。これから何回でも世話になるモノなんだからな」
真也の言葉に鳥肌が立つ。涙がぶわっとあふれた。
「泣くな」
いらついた声がした。それでも涙がとまらない。真也はいっそう激しく朔の頭を前後させる。雄は徐々に大きくなり、くわえるのが困難になってきた。
「っんあ!」
急にフェラから解放されて、朔は後ろに倒れた。はあはあと肩で息をしていたが、真也の雄がそそり立っているのを見て目を丸くした。真也は自分のを見下ろすと、先を少し触ってそれから朔のほうに歩み寄る。
「口、開けろ」
「は……」
疲れてあまり開かない口を、朔は少しだけ開けた。怯えた目だ。真也は自分の性器を朔の眼前で上下に擦り始めた。目を背けても、無理やり見せつけられる。
「真也さ、いや……」
「全部飲めよ。じゃなきゃ、許さない」
ピュッ、ピュッと真也のものから白い液体が飛び出して、朔の口の中に入った。

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あきゅろす。
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