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小説(近親相姦)
8※
日向は、俺を受け入れていた格好のまま、俺に秘部を晒している。

限界にまで押し広げられたそこは、何度も摩擦を加えたため蕾は腫れ上がり、その奥の、本来外気に触れる事などない媚肉が捲れ上がっていた。
体液でなまなましく濡れ、紅い後孔。
そこから先走りや大量に吐き出した白濁が重力に従いコポリと零れている。

どこか艶かしいその姿に、また頭をもたげ始めた息子を宥め、汚してしまった日向の身体を清めにかかる。

俯せで腰を高くさせた状態で、胎内に指を挿し入れる。
濡れた中は、人差し指と中指を何の抵抗もなくすんなりと受け入れた。
出来る限り刺激を加えないように、ゆっくりと指の付け根と後孔が触れるまで進めると、隙間からはどろりとした精が漏れ、日向の尻をつたう。
吐き出した精を掻き出す為に、胎内で鉤のように折り曲げた指を奥から入口へと持っていけば、次から次へと放った欲が溢れだす。

日向の感じるシコリには触れないようにはしていたが、先程まで幾度とない絶頂を感じ、敏感になっていた部位には、快楽を生み出す行為にしかならないらしい。
すでに性感帯となっているアナルへの刺激に、日向はゆるゆると腰を動かし始めた。

視線を少し下に下げると、前は完全に反応を示していた。


明日も学校がある事を考えれば、もう止めないといけないことは分かっている。
頭では理解しているが、目の前で繰り広げられる痴態に欲望はすでに紛らわし切れない程持ち上がり、今まで避けていた日向のもっとも感じる場所に指を宛てた。





「っ!!やぁぁあああああ――――」

絶叫しながら、見開いた大きな瞳からぼろぼろと涙を溢す日向。
シーツは灰色に濡れそぼり、次第にその輪郭を広げていく。

グッグッと前立腺を押し潰す行為は、日向へ過ぎる快楽を与え、許しを勾うように泣きじゃくっていた。
その姿に胸が痛む反面、嗜虐心を覚える俺は何なんだろうか。

心から大切に想っているのに、自分の欲望に抗えない。
無茶をし、日向の身体に負担を強いていると分かっている。
なのに、心の薄暗い部分では、もっとぐちゃぐちゃになって俺に溺れてしまえと思っているのだ。

従順な日向は俺を裏切らない。
いつも俺を気遣い最優先している。
それなのに、こうして腕の中に抱いている瞬間しか、お前が俺のものだと安心できないんだ。



この日も、限界を訴える日向を無視し、後ろから貫いた。

度重なる射精に力果て、気を失った日向。
それでも、その柔らかな尻タブに指を食い込ませ、意識のない日向を犯し続けた。

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