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小説(近親相姦)
9※
僕が性について教えられたのはは小学5年生の保健体育の時ではなくて、春ちゃんに。
でも、正確な知識を得たのはもっとずっと後。

春ちゃんは、せーつう?したら毎日精液を出さないと病気になるって教えてくれたけど、本当はそうじゃないみたい。
授業では生殖器がどれで、どういう役割をしているかは説明しても、精液の出し方とか、男同士でのセックスについて話す訳もなくて、僕は春ちゃんのいう事を全て鵜呑みにしていたんだ。

小学5年生の時。ママとのお買い物に出掛けたけど、途中でママの携帯が鳴って、僕だけ先に帰ることになった事があったの。

その時、春ちゃんがお部屋でおちんちんを触ってた。
眉根を寄せて、苦し気な呼吸音に僕はびっくりして、声を掛ける前にお部屋に入っちゃった。
春ちゃんのベッドの前に辿り着いた瞬間、目が合い、そして顔に何か生臭い白い物が掛けられた。
何が起きたか分からなくて、必死に状況を把握しようとした。
露出された春ちゃんのおちんちん。
僕の顔を伝う白い液体が春ちゃんの手とおちんちんについてる。
春ちゃんの荒々しい息と、生臭い匂いが立ち込めてる。


苦しそうな春ちゃんも呆然としてて、僕は先日TVで目にした病気を思い出した。
未知の体験から、知っている知識を総動員したんだけど、軽くパニックを起こしていたみたいで、悪い方にしか頭が回らなくて春ちゃんが死んじゃうのかと騒いじゃった。
今思い出すと恥ずかしいんだけど、パニックの僕に春ちゃんは優しく説明してくれた。
それからは、春ちゃんが辛くないように毎日お手伝いしてるの。





ボクのとは違って大きいおちんちん。
春ちゃんに上手だって頭を撫でられる瞬間が嬉しくて、めいっぱい口を開けておちんちんを口に含む。
僕が小学5年生の頃に比べると比べられないくらい大きくて、色もなんていうか黒くて美味しいとは言えない物なのに、僕はこれに触れられる夜が来るのが大好き。

でもね、最近悩んでる事があるの。



*****


「っ!…やぁぁああ!春ちゃんお願いっ、そんな所触らないで。」
ビクリと背中を反らし、嫌々と頭を横に振る日向。

「なんで?気持ちいいだろ?」
手の動きは止めることはなく、左の口角をつり上げ、春真は答える。

「あっ、あぁ―!…そんなとこ汚ぃっ。」
快楽と羞恥で赤く染まった目元には透明な雫が今にも零れそうになっている。

日向は春真と向き合った体勢から、そのまま頭を性器へと近付け、フェラをしていた。
そこへ、春真の指が日向のズボンと下着を掻い潜り、直に尻をさわり始めたのだ。

最近、日向が困っていること。それは、お尻を触られるとムズムズするような何とも言えない気持ちになるのだ。
昨年から春真の自慰を手伝っていたが、最近何故か春真は日向の後ろに触れてくるのだ。

まだ精通も迎えておらず、この行為がどういうものかすら良く分かっていない日向に取って、後ろに指を挿れられる事は恐怖だった。
嫌がっても徐々にエスカレートする春真の行動。
初めは痛みと圧迫感だけで、苦痛だった行為が、今では腹側の痼を引っ掛かれるだけで、全身に電流が流れたかのように、身体中に快感が回るのだ。

今日は指を1本ただ挿れられるだけでなく、さらに2本の指で何度も壁を擦られ、中を拡げられる。

「はぁあ…。」
甘い吐息が日向の唇から零れる。
既にとろんと潤んだ瞳には理性は宿っておらず、更なる快感をねだるように腰をゆるゆると振っている。

口内を春真の大きなぺニスで擦られる快感と後孔での快楽で日向は溶けきっていた。

「春ちゃぁん、ぅっん、うぅ〜。」

一生懸命グロテスクな肉棒をくわえ、愛撫を施す日向。涎や先走りで口回りはテラテラと光り、ひたすらぐちゅぐちゅと水音を発している。
無意識に腰をゆるゆると降るが、もどかしいのか甘えた声で「春ちゃん、春ちゃん」と何度も名前を呼ぶ。
その声に、ずくりと下半身に熱が集まり、春真の欲望を目一杯くわえていた日向を更に苦しめる。

けほけほと咳き込みながら、一旦春真から唇を離す。
赤い舌と春真の先端に細く透明な橋が渡っている絵図らは卑猥そのもの。

春真の股間に顔を埋める日向の背に覆い被さるように滑らかな臀部へと上半身を傾げた格好で、日向の秘部を可愛がっていた長い指をそっと抜く。

「っん!…はっあぁん。」

指が抜ける刺激にすら感じるまでになった日向の後孔ににやりと笑みがこぼれる。

小学6年生の日向は未だに女の子と見紛うばかりの美貌。そして、中学校に上がった春真はその身体を2回り以上も大きな体躯で覆っている。

はっきり言って、初めはその場逃れの為に日向とこういう関係に至ったが、己の息子に触れてもらうだけでは満たされなくなっていた。
徐々に徐々に、日向の反応を見ながら、行為をエスカレートさせていった。
今日はついに指3本の挿入に成功し、嫌々と頭を振る日向は嫌がっているのは口だけで、尻への愛撫に感じ入っているのは明らかだった。

ただ、そこに己の欲望を捻じ込む事はどこか躊躇われた。
「兄弟」、「男同士」など、タブーな部分だらけだ。
ここまでしておいて何を言っているのかと思われそうだが、こんなに俺を慕ってくれている日向を騙すような形
で処女を奪うのは可哀相すぎる。

日向が再度、春真の欲望を口に含み、喉深く加えては尿道口に尖らせた舌をクニクニと当てては、強く吸い込む。
その吸引に腰がピクピクと跳ねる春真を上目遣いで確認した日向がラストスパートとばかりに抽挿を激しくした事で大量の白濁を愛らしい口内に吐き出した。

心地よい気怠さ。
最近では1回だけでは足らず、この後も風呂場やトイレに行って1人で抜いている。
本当はもっと日向に色々してほしいが、華奢な身体を前に無茶はしてはいけないと理性が訴えかけてくる。

「んっ!んっ!」
自分の吐き出した白濁の苦さに堪えながら、目を瞑り嚥下している日向を抱き締め、そのまま柔らかい髪に指を絡ませては優しく撫でる。

そんな春真にぎゅっと抱き着く日向が可愛くて嬉しそうに笑顔を向ける日向に顔を近づける。

そっと唇に柔らかい感触。
そのままそっと舌で唇の隙間を突くようにすると、閉じられた口がゆっくりと開いていく。
舌と舌を絡め、互いの唾液を交換しながら日向の歯列や歯茎、全てを貪る。
自分が吐き出した精液の生臭さと苦みに眉根に皺が寄る。
よくこんなものを飲む気がするな、と思うが、春真がそう仕込んだのだ。

旨くもない物を口にし、さらには体内に迎え入れている日向に、己のどんな汚い部分も受け入れてくれるようで愛しさが込み上げてくる。

唇を重ねたまま、日向が酸欠で苦しそうにするまで、春真は甘い口内を堪能した。

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