冒険の書
目の前には何がある?
目の前が真っ暗になり、次に気づいた時には森の中だった。
「さて、これからどうしようか?」
まずはこの世界について調べよう。
神のヨルと同じ能力を持ってるならこの世界の知識もあるだろ…
えーと、何なに?
この世界の名前はアプリエス
王国を中心に西に帝国、南に共和国、北に魔帝国、東に獣国、その他大小様々な国がある。
国ごとに交友関係などがあるらしく…
王国は帝国とはあまり関わりは無く、共和国とは友好関係らしい。
魔帝国は魔界とは違い
戦争に反対の魔族が大勢いて、 友好関係ではないが
ちょくちょく交友しているんだな。
獣国はあまり他の国と関係を持たないらしいが獣人は様々な所にいるのか。
でもほとんどの所で獣人は迫害されいるらしい…
迫害されてまでいるのは何でだ?
国のほかにも龍の都やエルフの里などがあり、龍人やエルフはあまり里から出ないで各々の文化を築き上げているらしい。
らしいが多いのは実際に見て見ないと幾ら神の知識でも俺は納得できないからだ。
エルフとかがいるって事は妖精とかもいるのか…?
えーと、この世界には妖精と精霊もいて、妖精は小さく
子供のような容姿と性格をしていて、精霊は様々な姿をしているらしい。
いや、様々な姿って何だよ…
実体じゃなかったり動物の形だったりとかそういう事か?
ふむ、色々と分かったことはある…
「で、さっきっから俺の後ろにいるのはなんだ?」
そう呟き後ろを振り返ると草叢がガサガサと揺れた。
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