冒険の書
なんか巻き込まれた…
全力で走ること3秒、森の中の舗装された道に出た。
全力で走ると景色が流れる流れる…
何キロくらいあったんだ?
つかあれ視力とか動体視力とか瞬発力とか無かったら木にぶつかりまくって最悪死んでんじゃね?
あ、つかあの速度で走ってよく俺の体持ったな…
神様の力様様だな。
「誰か!誰かお助け下さい!!」
茂みの中から少し顔を出して様子を見て見るとなんか馬車が倒れてた。
「くそっ誰もいないのか…!!」
そんでなんかめっちゃ派手なドレスを着た16,7の女と15,6の男が変なトカゲに襲われていた。
トカゲはオレンジの体を持っていて、背中に大きな葉を茂らせていた。
その葉が少し焦げている所から攻撃されて怒っているっぽい。
まぁ最初から見てた訳じゃ無いから何とも言えんが…
「朔夜、どうする?助けるか??」
「いや、もうちょい観察」
助けに行くとめんどい事になりそうだからな。
「っ!!誰かいるのか!?」
わお…なんか気づかれたし。
「勇者さま?そちらに誰かいますの?」
あー、めんどくさい…てか勇者だったのか。
「どーもどーも、勇者さまとお姫様…護衛はいないのか?」
[その前*]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!