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いたずら









「みぅ……、み、うにゃ…」


あ―…、やばい、仕事に集中できない。
あれからどんなに宥めても銀ちゃんだけずるいと言って聞かなかっ金時。
仕事をするために文机に向かっていた俺の背中に張り付いて、それを無視していたら机の下に潜り混んで俺のでじゃれはじめた。

長い尻尾がゆらゆらと揺れているのが見える。
後ろでは銀時が俺の着流しでパタパタとじゃれていてこっちの様子にはまだ気付いていない。
気付く前に金時を止めさせなければ、これはまだ銀時には刺激が強すぎる。


「きん、」


ズボンごしに俺のモノに頬擦りしている金時の顎に手をやり上を向かせる。
ニヤリと笑った金時が俺のモノをかしかしと甘噛みした。


「っ、きん、銀時が後ろにいるんだ」


小声でそっと囁くが金時はあろうことか口で俺のジッパーを下ろし、緩く立ち上がり始めていた俺のモノを取り出した。


「きんね、お腹空いちゃった。トシのミルクちょうだい?」


ぱくりと先端を咥え込まれれば自然俺の抵抗も弱まり気持ち良さに身を任せてしまいそうになる。
これはいけないと足を伸ばし金時の股間をグリグリと指で押し上げた。
ガタンと机が鳴り、金時の身体が震える。


「んっ、ふぅ……」


足での愛撫を続ければ俺のから口を放しポテリと膝に頭を乗せてピクンピクンと小さく跳ねながら喘ぎを漏らした。
それでも舌を伸ばしてまだ俺のを舐めようとする姿はかなりクル。
涙目で顔を赤くして、少し早い呼吸で震える手で俺のズボンを握りしめ。

靴下をはいている俺の足が金時の先汁で湿りを帯びはじめたその時、


「トシー、金ちゃんとなにしてるの?」


トスン、と背中に重みを感じ俺は慌てて前かがみになり金時とあらわになっている自身を隠した。
ゴロゴロと背中に擦り寄る銀時。


「銀、金時は寝たみたいだからシーな?」


そう言うと俺もトシのひざ枕で寝たいーと俺の膝に割り込もうとするから銀時の手首を掴み俺の首に絡ませたまま固定した。

そんな俺の必死を知ってか知らずかもぞりと動いて再び俺のに愛撫をはじめた金時。
ばか、銀時に気付かれたらどうすんだよ。

ちゅく、とわざと音をたてて舐めているのだろう、微かに聞こえる水音に冷や汗が浮かぶ。
それから俺の足に腰を揺らして自身を擦りつけて、机がガタガタと揺れ筆が畳みに落ちた。

落ちた筆は机の下にコロコロと転がり、それを拾おうと銀時が動いた。


「んっ」


あぁ、もう力任せだ。
背中から離れた銀時を引き寄せ口付ける。
舌を絡めねっとりと吸い上げ銀時をキスに夢中にさせた。


「ふぁ、ぁ、とし……」

「ッ!」

「んんッ」


ジュルリと金時が先端を吸い上げ、ドクリと精を放つ。
その刺激に金時のものを足の指で強く擦りつけてしまい金時も続いて精を放った。

銀時から口を離し力の抜けた身体を前抱きにし頭を肩に乗せさせ、口を拭っている金時を睨んだ。
金時はペロリと白いものが纏わり付いた紅い舌を出して、


「ごちそーさま」


とニヤァと笑った。





2009.03.19


リバースのリバース(笑)
本番にたどりつけなかった(>_<)




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