シリーズ
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「へ?うんんん!?」
苛立たしげに叫んだかと思うと巳継は灯を抱きしめ口づけをした。
「ふ・・あ・・・巳継・・くんん・・。」
「ん・・。」
ふあっと口づけがとかれる。
「巳継君・・何を!」
「俺はあなたのことが好きだ。兄弟とか関係ない。」
「あの・・。」
「会ったときからひとめぼれです。結構迫ってるのにあなたは気づきもしない。しかも慎哉とか言う奴といちゃついて。」
「慎哉は親友で・・。」
「風呂上がりとかは異常なほど色っぽいし!」
「ふえ!」
「絶対俺の事好きにさせますから覚悟してくださいね!」
にっこりと笑う。
「俺・・・もう巳継くんのこと大好きだよ・・。」
「っ!ほっほんとですか?」
「・・うん・・。だからうれしい・・・。」
「灯・・。」
ぎゅっと抱きしめてまた巳継くんがキスをしてこようとする。
「ストップ。やめろ愚息。」
「ちっ!何するんですか、父さん。」
「灯くんを助けただけだ。さあこっちにおいで、灯くん。こんなやつの近くにいたら妊娠してしまうよ。」
「あなたに言われたくないですね。茜さん、こいつはとんでもない奴です!なんたって昔は、ふがあああ!」
「余計な事言ったら殺すぞ、クソ息子!」
「そっちこそ!」
喧嘩を始めたアシュレイと巳継くんを茜と灯はぽかんとしながら見ていた。
「「とりあえず愛を確かめ合おうか?」」
「「え?」」
そしてその後茜と灯はアシュレイと巳継の部屋へ拉致されたのであった。
おまけ
「もしもし、マネージャー?あー、なんか俺の恋人気どりのバカ女がいるんだけど。2度と俺の前に現われないようにしとけ。」
「ん・・・・んっ・・・。」
「ふふ・・・。茜・・かわいい・・・。」
「ひゃあ・・・みつぐ・・くん・・・!」
「巳継だろ・・・。ほら呼んで・・。」
「ひゃあああ!」
「かわい!」
end
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