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□■katsuragi×Hyuuga List
貴方の心はすごく綺麗。
「ねーカツラギ大佐。これをみてよ。」

声のする方を見れば、手にはたくさんの栗が入った袋を持っていた。

「これの美味しい食べ方、教えてくれない?
みんなで食べよう?」


モンブランに栗きんとん、栗ご飯。



色々料理が過るけど、みんなで仲良く食べるならモンブランがいいだろうか?

自分が食べたい物より、みんなで食べる物を強請るのが貴方らしい。

しかしどうして貴方はいつもそうなんだろう?自分のことは常に二番目で、最優先は常に他人のことばかり。

自分に興味を持たないようにしようとしているようにも見えるし、単に面倒くさがりとも見える。どちらだと決め付けはしないが、私の中では半々と予測している。
まぁ決めつけても仕方ない事だし、自分の意見を今更ここまで出来上がりきった人間に対して押し付ける気も更々ない。


「よければ、一緒に作りませんか?」



私の言葉に一瞬フリーズするも、次には屈託のない笑顔を浮かべた。



「俺でも作れるかな。」


「作れますよ、大丈夫。」




仕事では破壊してばかりの貴方だから。
自分の手で何かを作る事を一番恐れる。



でも、貴方は
自分が思う以上に
ずっとずっと
綺麗なのに。


その屈託のない笑顔も。
仲間思いのところも。


こんな汚れきった世界でも、いつだって貴方の心はすごく綺麗。



END


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あきゅろす。
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