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恋するあの子は無表情


ッス、こんちわ。笹本文人です。

突然ですが
どうやら俺、高校二年の6月という中途半端なこの時期に、全寮制男子校に転校するようです…。

事の発端は、小説家である俺の父親の一言からだった。


『文人!』
『なに。』
『無口無表情男前受けになってきなさい。』
『………は?』




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あきゅろす。
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