4 俺はスライとの約束を守り、あの事は誰にも言わなかった。 それにその日以降俺の成績はスライが来る前と同じオール1位に戻った。 もしかするとスライが気を使っているのかもしれない。 そう考えると自分の実力では無い気がして少し腹立だしい・・・。 ・ ・ ・ 「次!スライだ」 『はいー』 スライは先生に呼ばれ別の教室に移る。 移った教室には先生は2人、イルカとミズキ。 2人の前に置かれた机の上には沢山の額宛が並んでいる。 「教室で説明したが、卒業試験は分身の術だ」 『分かってる』 「じゃ、やって」 スライが印を結ぶと数え切れなく数の分身が出来た。 しかもただの分身ではなく影分身だった。 「これは凄い!これは合格で良いですね、イルカ先生!!」 「そうですね、影分身なんて教えてもないのに・・・流石スライだ!」 『ありがとうございます』 スライは額宛を受け取り教室を後にする。 試験終了後にイルカに会い「1番の成績だった!」と聞かされた。 『最後の最後でまたサスケのトップ奪っちゃったか・・・』 ―――――――――― 091125...名前変換訂正 091110...書き直し 090324...こうみ ご無沙汰です・・・。 最近は春って感じで気持ちが良いですね。 ばんばん原作沿いにしたかったんで、 今回はごちゃごちゃ詰め込みました。 [*前へ] |