[携帯モード] [URL送信]

   




スライのアカデミーでの成績は編入で途中からであったもののとても良かった。

容姿端麗、成績優秀・・・女子からの人気は凄まじい。


そんなスライをサスケはあまり良く思わなかった。






サスケ「おい」

『・・・サスケか。お前が話しかけてくるなんて珍しい』


転入からずっと##name_1#をサスケは席も隣同士だったが、
スライが話しかけてもサスケがずっと無視していた。




『なんか用か。いつも無視しているお前が』

サスケ「聞きたい事がある」

『・・・何だ?』

サスケ「・・・こんな事を人に聞くのは嫌なんだが・・
お前いったいどんな修行をしている?」

『は?・・・』


サスケの質問にスライは戸惑った。



サスケ「お前はいきなり転入してきてからずっと俺の成績は2位だ!!」

『・・・もしかして、サスケは俺を羨んでいたのか』

サスケ「別にそういうわけじゃ・・・・」

『羨むのも仕方ない。いきなり来た野郎にトップの座を奪われたんだ、誰だって腹立つ』

サスケ「別によんなじゃ」


サスケは顔を赤くし下を向いてしまった。





『・・・僕は、修行なんかしていない』

サスケ「!?」


スライの言葉にサスケはバッっと顔を上げスライをみる。



サスケ「じゃあ・・・何故!?(俺はあんなに・・・)」

『なんていうか、体が覚えているんだ。
初めてのはずなのにやった事があるって感じだな』

サスケ「なんだよ、それ」

『自分でもいまいち分からん。だが、やった事あるんだ。
僕は木ノ葉に来る前の記憶が無い。やった事を忘れているんだろう』

サスケ「記憶が無い・・・?」

『ああ、気が付いたら木ノ葉の病院のベッドの上だ。それより前の記憶はない。
自分がそこから来たのか。両親は誰か。自分自身さえも・・・・・・』


スライは言い終えると顔を暗くした。




サスケ「そうだったのか・・・何かわりぃ」

『別に良い』



サスケはそこで言葉が見付からず会話は途絶えた。



     

[*前へ][次へ#]

2/4ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!