3
オレが任務から木ノ葉に帰ってくると正門前に一人の男の子が倒れていた。
「ねえ、君・・・」
男の子に近寄って
体を揺すってみたが、まったく起きる気配がない。
そして触った瞬間なにか不思議なチャクラを感じた。
このままにするのもアレだと思い
男の子を抱えて火影様の元へ向かった・・・、任務の報告もあるしね。
―――コンコン。
「カカシです。任務の報告へ・・・」
「入れ」
入って直ぐ火影様は男の子に興味を示した。
「その子はいったい・・・どうしたのじゃ?」
「正門前で倒れていたので・・・
そのままにしておくのもアレだと思いまして」
「そうか・・・その子のチャクラ・・・」
「やはり不思議ですよねぇ?」
「独特じゃの・・・じゃが一般人のものとも違う、忍の可能性も高いの」
「・・・連れて来るのはまずかったでしょうか・・・?」
「いや、そのままにするより連れて来る方が良い」
「そうですか」
「取り合えず病院に連れて行こう」
「はい、ではオレが病院に連れて行きましょう」
そう言って部屋を出ようとしたら火影様が立ち上がった。
「ワシも一緒に行こう」
「・・・はい」
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