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「出発――っ!!」


6人は「あん」と大きく書かれた門から里の外へ出た。


「何はしゃいでんの、アンタ」
「だって、オレってば一度も里の外出たことねぇーからよ」

「おい!・・・・・・本当にこんなガキで大丈夫なのかよぉ!」
「ハハ・・・上忍の私がついてます。そう心配いりませんよ」


「コラじじい!あんまり忍者をなめんじゃねぇーぜ!
オレてばスゲーんだからなぁ!
いずれ火影の名を語る超エリート忍者!・・・名をうずまきナルトという覚えとけ!」
「火影っていやー里一番の超忍者だろ。
お前みたいのがなれるとは思えんが」
「だーいっさい!!
火影になるためにオレってばどんな努力もする覚悟だってーの!!
オレが火影になったらおっさんだってオレのこと認めざるをねぇーんだぞ!!」


ナルトがそう言うとタズナがナルトをじろっと見た。


「認めやしねーよ、ガキ・・・火影になれたとしてもな」

そう言って酒を口に含んだ。


「ぶっ殺――――す!!」
「だからやめろ、バカ コイツ」




ナルトがゴチャゴチャ言ってる間スライは木の陰の方から何者かの気配を感じ
一度足を止め そちらに目をやったが、
死角になっているのかそれとも、気のせいだったのか・・・なにもいなかった。


「スライ君どうしたの?」

サクラに呼びかけられふと我に戻った。


『いや何でもない』
「変なやろうだな」

サスケに嫌味を言われ一度睨み
再び足を進めた。





『・・・これから向かう国は確か波の国だったな?』
「ああ、それがどうした」
『その国にも忍はいるのか?』

「いや、波の国に忍者はいない・・・が、たいていの他の国には
文化や風習こそ違うが隠れ里が存在し忍者はいる」
『そうか・・・』
「それがどうかしたのか?」
『いや・・・別に』


「ま・・・安心しろ。Cランクの任務で忍者対戦なんでしやしないよ」
「じゃあ外国の忍者と接触する心配はないんだぁ」
「もちろんだよ アハハハハ!」
『ちょっとガッカリかも』
「何いってんの!安全が第一よ!!」


そんな会話をしているとタズナの表情が一瞬歪んだ。。。



 

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あきゅろす。
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