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そして、次に日――演習当日である。
もちろんながら・・・朝食は食べてきた。



指定された時間に指定された場所に来たものの
カカシは来ない・・・来る気配すらない。

それにはスライはもちろんだか、
ナルトなどの他の3人もうんざりと云った様子だった。




しばらく待っているとカカシは来た。
長い間待たせたというのに悪びれた様子もない。
それどころか「やー、諸君」といった具合で爽快な登場である。

それに対してスライは少しながら怒りを覚えた。



◇◇◇◇◇◇



丸太の上に時計をセットし、カカシが今日の演習の説明をはじめた。


説明の内容は簡単に云えば昼までにカカシから鈴をつれば良い、という事だ。
しかし、その鈴は3つしかなく必然的に1人はとれない者がでる様になっている。
そして鈴をとれなかった者は丸太に縛られ、昼飯は抜き・・・。
朝食を食うなというのはこれが理由だったようだ。

しかし、昼食抜きだけならぜんぜんかまわないのだが、
鈴をつれなかった者はアカデミーに戻るはめになる。
そんなの冗談じゃない・・・・・・。
なにがなんでもあの鈴を取らなくてはならないのだ。

3つしかないと言うのはわざと仲間われするようにし、
そのなかでチームワークを優先する者を選抜するのが目的なのであろう。


「手裏剣を使ってもいいぞ。
オレを殺すつもりで来ないと取れないからない」

カカシは最後にこう付け足した。

「でも!!危ないわよ先生」
「そうそう!黒板けしもよけれねーほどドンくせーのにぃ!!!本当に殺しちまうってばよ!!」
「世間じゃさぁ・・・実力のない奴にかぎってホエたがる。ま・・・ドベはほっといてよーいスタートの合図で―――」


今のカカシのドベという言葉にナルトは怒り、
勢い良くカカシにクナイ片手に襲い掛かった。

しかし、カカシはいとも簡単にナルトの攻撃をかわした。
気づけばナルトの持つクナイはナルト自身の首にあてがわれていた・・・・・・。



流石は上忍ってところだろう。
正直退屈そうだとばかり思っていたりするスライだったが、
今のを見てこの演習、面白くなるなと思った。



「――――ククク・・・なんだかやっとお前らを好きになれそうだ・・・・・・じゃ、始めるぞ!!
・・・よーい・・・スタート!!!」


カカシの威勢の良い掛け声とともに演習は始まった。


  

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あきゅろす。
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