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「おはよーございますー」
「おはよ、て、えええええ!?
#name1#ちゃんどうしたの!?
その髪!」
「「「どうしたんすか#name1#さん!」」」
次々と被される驚きの声。
そんなに驚くなんて失礼な。
「別に色暗くしたくらいでそんなに驚かなくても…」
そのあと車の中でみんなになんで金髪やめたか質問責めにあった。
「ただ単に、野球に、しかも甲子園に真面目な気持ちで向き合わなきゃでしょ
だからあたしもチャラチャラしてらんねーなー、と思っただけなの」
あたしはただただ苦笑い。
自分、やっぱり甘かったんだ。
みんなの青春に便乗させてもらうんだから、真面目にならなきゃ。
そんなあたしの発言に、みんなはピシリと何故だか固まる。
「え、何、なんで固まるわけ」
「や、なんつか、ありがとうございます」
あたしの問いかけには泉君が応えてくれたけれど、内容的には答えれてない。
ハテナマークが浮かび続けていたが、まりあさんの着いたわよー、の一言によってその話題は打ち切られてしまった。
ああ、やっぱり高校生の男の子ってわかんない!
なんてったって若いんだもん。
10/10/16修正
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