猫とお遊び(BOOK) No.4 声にならない声で… 私に必死に助けを求めたのだろうか… 最後の最後まで… (ねぇ、レイムさん、もし私が居なくなったら貴方はどんな顔をしますかねー) 分かっていたというのか…? だから…だからあんな事を…? 同時に思い出す あの私の部屋で聞こえたザークシーズの"レイム…さん"という声… 空耳なんかじゃない… あれは私の名前を必死に呼んで…助けを求める声… 私が殺したも同然… 苦しみに必死に耐え無理矢理出される声を… 気のせいかと掻き消した私の… 「…ごめんな…」 冷たい身体をギュッと抱きしめる、もっとこいつの言葉に耳を傾けていたならば… (やだなーレイムさん、謝るなんて貴方らしくないデスよー) そんな声が 聞こえた気がした… 神様この言葉が気せいではないと信じていいですか? 君、消えゆく (だから…もう一度言ってくれ) (馬鹿な、聞こえる訳がない) ――――― 後書き なんか書いてて泣けてきました← レイブレ好きだー!!! いきなり死ネタだったけど… 死ネタのほうが書き易いんだもん!!!(はい、反省します) .END [*Back] |