猫とお遊び(BOOK)
No.2
「レイムさーん」
「もう少しで仕事が終わるから待っていてくれないか?」
寂しそうに舌打ちをする
どんな仕草でも可愛いと思ってしまうから不思議だ
「分かりましター、なら庭に散歩でも行ってきますヨー…」
案外素直に出て行ったな…
いつもはあんな風にはならないのだが…
早く仕事を終わらせてアイツを構ってやらないと
―レイム…さ…ん―
不意にそんな声が聞こえた。
心配のしすぎか…
気のせいだ…と流す
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