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パワーストーン物語
A
どんな辛い事があっても人を心の底から愛せるように導く淡いピンクの石。
女の子は自分がひどい思い違いをしていた事に気付いたのです。
天使さんは女の子のそばでそんな様子を一部始終見届けると、ローズクォーツの玉を持って再び雲の上へと帰って行きました。
女の子は男の子に勇気を振り絞って電話をかけました。
大切な人とこのままけんかしたままで別れるなんて本当は考えられなかった事が分かったからです。
天使さんは今日も幸せ気分です。
大好きなあの娘の笑顔にまた会う事が出来るようになったからです。
「あの娘には笑顔が一番似合うなぁ...
いつかまたあの娘の笑顔をそばで見たくなったら会いに行くんだ!
それまではここからあの娘をず〜っと見ていることにしようっと!」。
天使さんはいつまでもあの娘を見つめながら、あの娘といっしょにニコニコ笑っていました。
おしまい。


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あきゅろす。
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