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APH/novel
だいいっかいめ。

※仏英小ネタ集です。
※一々ぶつ切り感半端無いです。
※付き合ってるとか付き合ってないとかは個人の解釈に任せます。←
※一個一個短い。台詞ばっか。
※新大陸ネタだけ人名。




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『真夏日。』



「あづ――……、暑いよ…暑いよ坊っちゃん…」
「暑い暑い言うから暑いんだろーが、会議室のエアコンアメリカがぶっ壊したんだからしょうがねぇだろ!……っつうかよ……」


イギリスに後ろから凭れて、イギリスの肩に顎を乗っけてひっ付いているフランス。


「べたべたすっから暑苦しーんだろーが!」
「なーに言ってんだよ、お前知らないの?暑い日こそ食べたくなるもんってあるだろ?」
「ハァ?」
「暑さに慣れるためにわざとカレー食ったり、ラーメン食ったりするじゃん」
「…ま、まあそう…だな、それが何だよ?」
「だーかーら、余りの暑さに食欲すら無いフランス様は暑さに慣れるための手段が無いからイギリスにくっついて涼を取ってンの」
「……成程!」

「いやそこで納得しちゃ駄目だろ!!」
↑米。



単にくっつきたいだけ。





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『紅茶』



学園ヘタリアで、セーシェルちゃんに紅茶を淹れてあげているイギリス。


「いいか?これはゴールデンルールに乗っ取った……(略)」
「(略)…じゃあティーバッグとかは使わないんですか?」
「ああ、あんなもんは下流階級のやる事だな」


「そうなの?でもおにーさん日本とこの午●の紅茶とかリプ●ンとか結構嫌いじゃないけどなぁ…。」


「……しょ、しょーがねぇな!!あんなもんは不味いだけだがフランスがのみたいってゆーんなら今回だけ特別で許してやって、今から自動販売機行って来てやらなくもないぞ!」
「あらホント?じゃあおにーさんも行きたいな」
「セーシェル、ちょっとだけ悪ぃけど待ってて貰えるか?」
「え……ちょ…………」



えぇええええぇぇえ……




お兄さんには甘い。





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『紅茶2』



もしこの時来たのがプロイセンさんじゃなくて、アメリカさんだったら。


「あれぇ?イギリス達なにやっているんだい?」
「あれ、アメリカさん。」
「た、単なる茶会だ」
「とか言って、こいつ本当は…」
「だーー!煩い言うな喋んな答えんなぁぁ!!」


「あはは……、…ま、まあそんな感じです…。」
(…いや、殆ど労われていると言うよりもこのバカップル眺めさせられてるような感じなんだけどな…)

「へぇ、よく解んないけど美味しそうじゃないか!俺も……あれ?リプ●ン…、これフランスが飲んでたのか?」
「ん?そうだけど?」
「よくイギリスの目の前で飲めるよなぁ……。」
「え、なんで」
「普通イギリスの前でこんなの飲んだりしたらやれこっちのが旨いとか始まるんだぞ、こないだ日本にも説明してた」
「…坊っちゃん……それはもしかして俺に対する愛ってやつなn」
「なーに言ってんだアメリカ、こういうのはマジで体にも良くねぇんだぞ酸味料とか入ってんし。アメリカもいいからこっち来いよ旨いの淹れてやる。」
「えー、紅茶かい」
「嫌ならコーヒーにしてやらなくもない、あと俺ん家にこないだのアイスの残りと…た、たまたまだがミ●ドのドーナツがある」
「え、本当かい!!」

「あ、ああ丁度たまたまなんだけどなたまたま、ほら取ってきてやるよ」
「ありがとうイギリスぅ!でもここじゃ日が眩しいんだぞイギリスの家に行こうよ!」
「だーめーだ、そしたらセーシェル可哀想だろ」
(俺は!?)
「取ってきてやるからここで食うか、今はコーヒーで我慢して後で来るか?」
「じゃあ後で!」
「はいはい」



アメリカには二倍位甘いブラコン。




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『真夏日2。』



あれから三十分後。

「…で…、ど、どうなんだよフランス…あ、暑さには慣れたのか…?」
「あ、後もう少ししたら慣れるかも……ぼ、坊っちゃん慣れてきた…?」
「ダメだ、まだ慣れねぇみてぇだ……」

「離れればいいんじゃないかな」
「それ言っても伝わらないんだぞ」
「見てるこっちまで暑苦しいある……。」


「やっぱ密着度が悪ぃんじゃねぇのか?肩に顎乗っけてるだけだし」
「成程坊っちゃん頭良い!」

イギリスの手を握って本格的に後ろから抱き抱えてみる。

「うわ!…あ……」
「どうよ?これで暑さに…………ってぇえぇえーっっ!?」
「い、い、イギリスが倒れたんだぞ!!」
「早く救急車呼ぶよろし!逆上せたあるか!?」
「馬鹿なことやってるからだよもう!イギリス!イギリスー!!」




暑さじゃなくていろんな意味で逆上せたらしい坊っちゃん。




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『新大陸家族の休日』



ちっちゃいアルとマシューに話しかけるアーサーママ。

「今日日曜だな」
「うん」
「そうですね」
「お休みだな」
「うん」
「そうですね」
「…暇だよな」
「うん」
「そうですね」


「…………。」


(フランシスさんがまだ起きてこなくて寂しいなら起こせば良いのになぁ…)
(きっとお仕事で疲れてるから起こすのためらってるんだぞ)
(フランシスさんは睡眠とアーサーさんだったら一瞬でアーサーさん選ぶような気がするけどなぁ……)



なんだかんだかまってほしい。






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『紅茶3』


無事労いの会を終えて、食器洗ったり何なりと片付けを進める仏英。

イギリスが食器を洗い、フランスが食器を丁寧に拭いている。

「……ねー坊っちゃん」
「なんだよ、」
「………。」
「…だから何だって、つーかお前さっきから何か怒ってねぇか?」
「…これ、片付け終わったらこの後お前の家にアメリカ行くんだったっけ?」
「そ、そうだけど何なんだ……」

イギリスの視界が素早くなにかに遮られる。
右手に皿と布巾を片手に持って、フランスはイギリスの顔の前を遮るかのようにして向こう側の壁を叩いていた。


「な……」
「…アメリカ、どーせ夜遅くまで居るだろうし俺付いていってもあんまり意味ないでしょ?」

そのまま付いた手をゆっくりと離して、イギリスの手入れがうまくいかない髪の毛に触れて抱き寄せる。


「…だから、あと十分くらいは二人きり延長してもいいと思わないのかな、坊っちゃんは。」
「………っ……、…じゅ……十分だけ、だからな!!」
「どーも。」






一度はやってみたかった壁ドン。←





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『上には上が。』



何やらくっちゃべってるフランス兄さんとアメリカ。

「ちっちゃい頃はイギリスも可愛かったのになぁ……」
「え、フランスって小さい頃のイギリスと面識があったのかい?」
「あるもなにもちょっかい掛け相手だったよ、すーぐムキになっちゃって今じゃ考えらんないくらいのいじめられっ子だったよ?」
「ほ…本当に考えられないな…。」

「ああ見えてあいつ弟だったりするんだぜ〜?俺もよくちょっかい出してたからあの時からバカバカ言われてたもんだよ。でもたまーにお兄さんがお菓子作ってやったりすると喜んでくれたりしてね」
「へぇ…なんか意外なんだぞ、あのイギリスが…。」

「最後の審判が話題になったときは二人して命の終わりを危惧したもんだったけど、なんだかんだ言ってあいつ膝の上乗ってくれてたなぁ…。」
「なんか話してるフランスおっさん臭いんだぞ」
「おっさんじゃなくてお兄さんなんだけどね」


「あ、こんなとこに二人とも居やがった!おら、会議室の大掃除やろうって言い出したのお前だろアメリカ!それとフランスもサボってんなばか」
「うるさいのが来たんだぞ、噂をすれば」
「はぁ?噂?」
「なぁんでもないよ、今いきますってば」




イギリスもおっきくなったなぁ…なんて思ってしまうフランス兄ちゃん。






まとまりの悪いなかで終わるのが小ネタクオリティ。


あきゅろす。
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