だけど、××!
10
†††††
「伝えたいことがあるんだ
僕は
ゴールド、君のことが
―――――」
「レッド………!?」
シロガネやまを、冷たい風が吹き抜けた。
冷たい風とは裏腹に、ゴールドの顔には熱が集まる。
「(………え?
今、レッドは……なんて……………///!?)」
「………返事は、今度会った時でいいよ」
迎えに行くから
「え…!」
微笑んで言ったレッドは、ベルトのモンスターボールをひとつ、上に投げた。
現れたのは、レッドのリザードン。
「急ぎ、なんでしょ?
僕のリザードンに乗って行ったらいい。
かわりに、」
そう言い、ゴールドのモンスターボールをひとつ、手に取った。
「君のマンタインと、僕のリザードン。
次会う時までの、約束がわり。
必ず迎えに行くから、それまで、僕のリザードンをよろしくね」
リザードン、そらをとぶ!
レッドが呟くように指示すれば、ゴールドを背中に乗せてリザードンは飛び上がった。
一方的過ぎるレッドの行動に戸惑いながらも、ゴールドは顔を赤くしながら先程のコトを思い出した。
『ゴールド、君のことが
好きだよ。』
「(ガラじゃねぇけど、ドキドキが止まらない!)」
†††††
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