ありふれたがる僕らは 背伸びや無理はしない 滞りない毎日を 作ろうとして精一杯 誰かのように 熱くなる無邪気を 僕らは決して持たず 冒険じゃ捨てられない 平穏かつてない愛を得る 家路をたどる 僕らを誰も知らない 夢を見ない 同じ瞳を交わし合う 何事もなく人生は 僕らを脅かさない 不安も壁も待ってない 未来はすべて見える 波風立たぬ 湖の小舟は 僕らを乗せて 今 荒れ狂う海に 二度と繰り出さない 冒険じゃ捨てられない 平穏かつてない愛を得る 家路をたどる 僕らを誰も見てない 腕をつなぐ いつまでも側にいよう ひとつ灯す 明かりの下で戯れる 夢を見ない 同じ瞳を交わし合う 歩道にひしめく 絵に書いたような愛が 同じ顔で 穏やかな目をして笑う 1994/2 mathis 【皮肉な内容の歌です。この歌詞は書いていて楽しかった。凄く早く書けました】 [*前へ][次へ#] [戻る] |