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小説
Promis with you 帰国







主人公設定
・容姿端麗、頭脳明晰
・日本人離れしたスタイル
・髪色 ブロンド
・髪の長さ ロング(へそ辺り)ストレート
・主に英語、日本語を使用


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(日本…久しぶりだな……)














私は久蘭悠紀。ファッションやアクセサリーを中心に大人気の一流ブランド「K.U.R.A.N.」会社の娘。
つまり財閥の跡取り娘。

両親はいつも多忙で家にはほとんど帰ってこない。
昔から娘の誕生日だろうがクリスマスだろうが「忙しい」、「来年は一緒に過ごそう」の2言で済まされてしまう。

だから、私は常に一人。一人と言っても家には使用人や教育係など数名いるが必要最低限の言葉しか交わさない。だって分かってるもの…学校の友達も近所の人も使用人も…みんな…みんな、私が「K.U.R.A.N.」の娘だから仲良くするだけ。私が好きなんじゃなくて、私が背負ってるブランドが好きなだけ。だから私は誰とも深く関わらない。だって裏切られるのなんて目に見えるんだもの。
アメリカに住んでいた私はやりたい放題。両親のクレジットを使って毎日ショッピング三昧。好きなものを好きなだけ買う。それが私のストレス解消法。
見かねた両親から「日本で金銭感覚をきちんと身につけなさい」と言われ今日日本の神奈川県に来ている。両親に金銭感覚をとやかく言われたくはないが仕方なく行くことにした。それにアメリカには飽きてきていたし…暇つぶしには丁度いいかなって。


今日から日本で生活するのだ。家は両親が1人暮らしにしては大きすぎる高級マンションの最上階を私にプレゼントしてくれたため、そこに住むことになっている。お金をかけてプレゼントすればいいと思っている両親にはもう何も呆れて言葉が出ない。


私が明日から通う学校は立海大付属中。

「…下見でもしといたほうがいいのかな…。あー、でもいいやめんどくさい。なんとかなるでしょ」

極度ってほどでもないが私は結構めんどくさがり屋。
だってアメリカにいるときは使用人がなんでもやってくれるし…。
これでも昔は自分で自分のことはしたいと思い生活していたけど、そのうちなんでもかんでも
「おやめください!悠紀様がわざわざなさることではございません!!」

などといい、いい加減何度も同じことを言われることが嫌になりすべて任せっきりになった。

でも、まぁ洗濯、料理、掃除は一応できる。
これでも財閥の娘、知識や教養はすべて身についている。


「さて、明日の準備をして荷解きしたら寝よ」



明日は初登校日だ。


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あきゅろす。
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