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質問企画
2

晴「もー、次の質問行きます!」
雨「あいつが消えてくれるならなんでもいい。…と、次は一条にだな。琥春さまからだ。『晴生君の香りはどんなのですかクンカクンカして教えてください!(晴生君もやり返しちゃってもいいんですよ!!(^^)』」
晴「どんな質問ですか!!」
雨「ああ、いいなこういう吐き気がするいちゃらぶ。つーわけで一条ー」
晴「呼ばないでいいよやらないから!」
雨「質問なんだからすることはしねーと。なあ一条」
雷「そうだな、晴生の匂いだな」
晴「ぎゃー!会長なんで後ろから!!てか嗅がないでください!」
雷「質問なんだから仕方ねーだろ」
晴「うう…会長が余計な躱し方覚えてる…」
雨「つか、それ答えになってねーけど」
雷「ああ?晴生の香り以外に言い様がねーよ」
雨「あーうん。それはヨカッタナ。晴生は?やり返せば?」
晴「恥ずかしくてできません!」
雨「だそうです」
晴「一気にテンション下がった!?」
雨「正直三回目となると飽きた胸焼けする。野郎への質問もあるし、一条、ココ代わるか」
晴「やめて!!!」
雷「…そんなに本気で嫌がらなくてもいいだろ……」





晴「では引き続き時雨さん相方で!太郎様から雪ちゃんにです。『時雨さんのことを好きな人は学園のなかで、教師と生徒あわせて何人くらいいるのでしょうか!勿論love的な意味で!時雨さんが大好きすぎて悶え苦しいです!質問のついでに雪ちゃんにお願いです!会長に我慢してもらって、時雨さんとハルキくんをイチャイチャさせてくれませんか!』」
雨「完全に途中から質問じゃなくなってっけど」
晴「俺もそう思う…」
雪「まあいいじゃない」
晴「…雪ちゃん」
雪「取り敢えず質問に答えると、新学年の新学期だしあまり正確な数はわからないけど、…確定61?」
雨「…多っ」
雪「あ、とはいえこれはミーハーな子たちも含めてなので、本当の本気、ガチでラブってるのは9人くらいですよ?」
雨「……」
晴「数がリアルになった分時雨さんが本気で固まってるんだけど」
雪「因みに教師陣に三人。誰か聞きたいですか?ええとですね」
雨「あああああ!!!やめろ!マジでやめろ!!」
晴「復活した」
雪「え?ちゃんと本気の方々ですよ?」
雨「だからやめろっつってんだろ、絶対言うなよ。これから気まずくなると面倒臭いだろ」
晴「時雨さん、人の本気を面倒臭いって…」
雨「そういうの知りたくねんだよわかれ」
晴「にしてもちょっと失礼じゃない?」
雨「…そういうお前の方が失礼なんじゃねーの?」
晴「はっ?」
雨「僕が誰に本気か、知らないふりして、その方が酷いだろ」
晴「ちょっと時雨さん、ネクタイ引っ張らないで苦しい!げほっ、けほ」
雨「…色気ねーな」
晴「首絞める方が悪いんじゃん。ていうか勝手に小芝居はじめるのやめてよ」
雨「お前こそ乗っかれよ。イチャイチャにならねーし、一条が悔しがらねーだろ」
雪「そのあたりは大丈夫ですよしっかり悔しがってます!!」
晴「なんで嬉しそうなの雪ちゃん…?」
雪「え?ラブに発展しない系ラブもおいしいなって」
晴「意味が分からないよ…」





雨「続いてやえた様から質問です。またあの野郎かよ…と秋嵐に。『ふたりは従兄ですが、小さい頃から遊んだりしていたんですか?恋愛感情を持ち始めたのはいつからですか?簡単な馴れ初めと対・秋嵐ちゃん限定の霧緒さんのデレがみたいです!俺様を捨てて、ぜひ思う存分秋嵐ちゃんへの愛をさけんでください!』つーわけで秋嵐関係みたいだし僕は帰る」
晴「やだよ居てよ!」
雨「なんでだよ。またさっきみたいになんだろ」
晴「それでも嵐ちゃんが居るとはいえあんま話したくないじゃん」
嵐「お前最近あいつのこと嫌いなの隠さねーよな」
晴「おお、嵐ちゃん。…そう?嵐ちゃんの前では隠してるつもりだよ?」
雨「一条に対して態度悪いからだろ。秋嵐も可哀想に、友達に嫌われる奴なんか捨てればいいと思うぞ」
晴「ここぞとばかりに来るね時雨さん」
雨「あいつを嫌いなことに関しては晴生と全面的に意見が一致してるからな」
霧「つか、お前が晴生に俺を嫌いっつー洗脳かけてるようにも思えるけどな。親しい人間がそう言ってりゃ伝染もするだろ」
雨「はっ。なんなら秋嵐も洗脳してやろうか?」
晴「居てくれるのは助けるけど喧嘩はストップ!はい霧緒さん!じゃあ嵐ちゃんとの出会いから恋愛感情までを簡潔に!」
霧「あ?ああ、秋嵐がガキの頃に遊んでやっててな。秋嵐の初等部高学年の頃に俺が海外行ってたんだが、三年くらいして帰ってきたらこんな可愛くなってて」
雨「手出したんだな犯罪者」
霧「合意の上だっつの」
晴「嵐ちゃん本当?」
霧「おい疑うな晴生」
嵐「…まあ、一応犯罪ではねー」
霧「んで、秋嵐の可愛い所だったか?そりゃすべてにおいて可愛いが、こういうときに照れて話せなくなるとなんか可愛いよな。照れた時に俯いて視線そらすとこも、捕まえて俺だけを見せたいと思うぜ」
嵐「っ!」
霧「そうやって赤くなって殴ろうとしてくるとこも可愛いぜ。今すぐにでも連れて帰って一晩中可愛がり続けたい」
嵐「っやめろ、そういうの…」
霧「そうやって強く言えないとこもそそるな。なんだかんだ俺に惚れてるっつーことだしな?」
雨「晴生、僕気持ち悪いから出てるな」
晴「わかるけど置き去りにしないで!?」
霧「それに…」
嵐「おい、晴生!もういいだろ!終わらせれば!」
晴「へっ!?ああそっか。うん。じゃあ霧緒さんもう十分なんで帰って!」





晴「じゃあ二人も帰ったし、続いてなーぐ様から。時雨さんと妹尾先生にだね。『お二人はなぜ教師になろうと思ったのか教えてください。』だって」
雨「まともな質問だな。えっと、妹尾先生お先にどうぞ」
妹「え、あ、はい!俺の場合は両親が教師なのもあって随分昔から教師になる気だったので…なぜ、といわれたら難しいですね。しいて言うなら、人に何かを教えたかっただとかそういうありきたりな感じの理由です」
晴「おお…答えも普通だね」
妹「いや、まあそうだけどな…」
晴「時雨さんを追って来たとかかと思ったのに」
妹「なっ!!そんなわけないだろ!芦屋先生がここに居ることも知らなかったし!」
雨「まあ妹尾先生とは大学も学部も違いましたしね」
晴「へー…。じゃあ時雨さんは?」
雨「なんとなく」
晴「は?」
雨「元々警官になりたかったんだが、気付いたら教師になってた感じだな」
晴「教師って気付いたらなってるものなの…?」
雨「まあ警官も教師もそんなに大差ねーかと思って」
晴「大差ある気がするんだけど!?」





雨「じゃ続いてぴー様から晴生に。『会長への感情をパーセンテージで表すと、恋愛感情はどのくらいですか?付き合う前(十万打企画くらいの時)は、ゼロだと即答していましたが・・・』」
晴「あー…今現在は、70パーセントくらいですね」
雨「あとの30パーセントは?」
晴「そりゃ親愛とか友愛とか、その他もろもろ」
雨「結局大好きか」
晴「時雨さんその言い方似合わない…」
雨「うっせ。取り敢えず恋愛感情だけではないけど、ひたすら好き一直線なんだな。最近お前もデレデレを表に出すようになってホントつまんねーわ」
晴「なんで俺罵倒されてんの!?」





雨「続きまして、てりやき様からです。一条天崎夫婦に『新婚旅行に行くならどこがいいですか?』だと」
晴「夫婦じゃないよ!?」
雨「書いてあんだから仕方ねーだろ。んで、どこ行きたいんだよオランダ?」
晴「それはもういいよ!」
雷「俺は晴生と一緒ならどこでもいい」
晴「会長もナチュラルに答えないで!」
雷「いいだろ俺も質問されてんだから。晴生はどこに行きたいんだ?」
晴「え…あー…普通に海外旅行って考えると、ヨーロッパの方に行ってみたいかなぁ」
雷「新婚旅行でいいだろ」
晴「でもオーストラリアにも行きたいかも。動物と戯れたい!」
雨「別にオーストラリアだからって自由に動物と戯れられるわけではないと思うけどな」
晴「そうなの?」
雨「行ったことねーけど」
晴「じゃあなんで言ったの…。国内なら沖縄かなー。行ったことないし、行ってみたい」
雷「そうか」
晴「…ねえ会長、なんでメモってんの?」
雷「あ?参考までに」





晴「つづいて鶫様からみんなにです。『将来のことはどう考えてますか?ぜひみなさんの人生設計が聞きたいです!具体的でもアバウトでもいいので教えて下さい』だって」
雨「はー。んじゃ適当に言ってけー」
晴「いや時雨さんもだし、ていうか適当過ぎでしょ、進行…」
雨「僕は晴生たちが卒業すると同時にこの学園をやめて他で就職探す」
晴「時雨さんそれ本気なの?」
雨「僕はいつでも本気だ。んじゃ高森兄弟あたりからいっとくか?」
曜「俺は、なんですかね。…強くなりたいです、物理的に」
晴「それ人生設計じゃなくない?」
曜「…すみません、思いつかないもので」
廉「まあ俺もそんな感じだな…。秋嵐さんみたいになりたい」
晴「目指すところが高いね廉くん?!」
雨「それはいいけど男の趣味だけは真似すんなよ?」
晴「歪みないね時雨さん…」
風「因みに俺は委員長とずっとラブラブすることが夢だよ!」
諫「そうだな、でももう少し自立しような?」
晴「バカップル来たよ」
嵐「お前が言うな。俺も、大学行って普通に働くくらいしか考えてねーけど」
雪「私はずと雷晴萌えです」
晴「雪ちゃん論点違うよ!?」
雷「ずっと晴生と居る」
晴「会長もだから!会長は一条の会長になるんでしょ!?んで俺は副会長になって仕事バリバリしたいです!できれば雪ちゃんも一緒に働きたいな!そのために取り敢えず受験がんばります!」
雨「晴生が一番まともに考えてるけど、ちゃっかり一条の副会長の座取った気になってるのがやっぱり意外だよな」
晴「安定した会社でしっかり働きたい。自分はそれに見合うだけの仕事はしますよ?」
雨「ずっと副会長モード続ける気か」
雷・雪「それはおいしい」
晴「声揃えないで?」





雨「次はのあ様からだな。『本編の一章『作戦会議』で、結局転校生は生徒会&風紀の作戦会議の内容をどうやって知ったんですか?はるきくんも気になっていたようですが、私も気になる!(笑)も、もしかして盗聴とか…?(笑)』だと」
晴「そういうのは雪ちゃーん」
雪「盗聴ですよ」
雨「早い」
雪「晴生くんの周りを嗅ぎまわっていたらしくてですね。あの会話も意図して聞いたようです。さすがに盗聴器などではなかったようですが」
雨「まあ、生徒会室に盗聴器しかけてたら晴生の素もバレてたろうしな」
晴「そうだね。バレてれば話は早かったのかもしれないけど」
雪「それはわからないけどね」





晴「じゃあ続いて雪ちゃんに、あお様からです。『友達になってください!真剣におつき合いさせてください!……じゃなくて、身長もそこそこある健康優良児な一般男子高校生の見本市みたいなフツメンくんが、爽やかイケメンな体育の先生にこっそり片思いしてたりすると、わたしすっごく美味しいなって思うんですけど……。ついでに教師×生徒や生徒×教師事情をこっそり教えてもらえるとわたしが幸せになっ……あ……時雨先生……』」
雨「意味ありげに僕を呼んでも僕関係では面白い話ないですからね」
雪「友達は、私は向いてませんけどそれでもよければ。お付き合いは晴生くんで今手一杯なのでできません」
晴「時雨さんも雪ちゃんも即答だし…」
雪「爽やかなイケメン体育教師はおおいにおいしいんですけど、うちの体育教師はがっちり系が多いんですよね…。爽やかくんの片想いはありますが」
晴「あるの!?」
雪「うん。剣道部の顧問で男子体育の先生に、剣道部副部長が」
晴「相変わらず個人情報握りまくりだね…」
雪「あと、時雨さん以外で生徒に人気なのは音楽の先生ですね。ほわほわしてるからいろんな生徒から好かれてるんですけど、本人は実はタチ」
晴「ええ!?え、音楽の先生って、時雨さんと同じくらいの背で時雨さんより細い…」
雪「因みに恋人持ち。お相手は」
雨「凍坂!!そういうの僕の前で言うなって言ってんだろうが!」
雪「えー」
雨「えーじゃねぇよ!だから気まずくなるんだって!」
雪「いいじゃないですか、弱みですよ」
晴「…相手は?」
雪「二年の、体育委員会委員長」
晴「うそお…。体育委員長って、俺より身長あるじゃん…」
雨「だから知りたくないっつってんだろ…」
雪「おいしいじゃないですか」





雨「先生関連の話はダメージ大きいんだっつの…。次の質問。キルスさまからです。…」
晴「?どうしたの時雨さ…って、また霧緒さん関連。時雨さんと霧緒さん、長田くんと雪ちゃんに質問『時雨先生、長田くんは俺様会長とか言われてますが、現役だった頃の霧緒さんの俺様とではどちらが俺様ですか?霧緒さんと長田くんの対談みたいのが見てみたいです!どちらがより俺様か見たいです。そして、雪ちゃん、長田くんが雪ちゃんの恐ろし…ゲフンゲフン最強さを知らないみたいですが、何か長田くんの弱味(長田くんを受けとしてみている人が何人いるかなど)となることがあれば長田くんの前で公開しちゃってください(^o^)!』だって」
雨「いい加減あいつ呼ぶのやめようぜ。一応答えとくと、あの野郎の方が圧倒的に俺様だった。長田はガキなだけだしな」
長「ガキ扱いしてんじゃねーよ犯すぞ」
雨「つか野郎に比べればどんな奴でも大抵はマシに思える」
霧「それは俺が特別扱いっつーことか?」
雨「特別嫌いっつーことだよ死ね」
霧「俺からすれば時雨もガキみたいなもんだけどな。つっても、こんなちんちくりんに絆されるほどではねーけど」
長「あ?なんだと」
霧「どうしても鬱陶しくなったら、PTA会長とかなんとか考えなくてもいいように計らってやってもいいぜ?」
長「オッサン無視してんじゃねーよ」
霧「…あ?」
晴「ぶふっ…おっさ…」
霧「晴生笑ってんじゃねーよ」
雨「てめぇに頼むなら凍坂に頼むわオッサン」
晴「時雨さん同い年でしょ…」
雨「僕は言われてねーし、童顔っつってんのはお前だろ」
長「は?同い年?」
晴「あれ、もしかして長田くん、時雨さんの年齢知らなかった感じか」
雨「おい収集つかねーよ、こんなバカ二人連れて来たら。つーことで凍坂にこいつらの弱点聞こうぜ」
晴「時雨さんも結局は大概だよね」
霧「俺まで巻き込んでんじゃねーよ。つか、そのガキと違って弱点なんかねぇっつの。高校生の女子に傾倒するなんざ変わったな時雨」
長「俺だって弱点なんかねぇよ」
雪「ありますよ」
長「!?」
晴「雪ちゃん気配消して出て来るのやめようね…」
雪「まず長田くん」
長「な、なんだよ」
雪「キミをネコで見てるのは二年のSっ気ある先輩が多いかな。キミのとこの親衛隊にも6名くらい居るよ名前は言わないけど。あとあれだね、キミのクラスに女子が数名居ると思うけど、その子らの間では満場一致で長田くん俺様受けなんだよね。私は時雨さんの攻めにちょうどいいと思ってたんだけどさ、ほら、スポーツ特待で外部入学生の野球部一年エースの子が居るじゃない?キミの友達。その子のおかげでキミの評価がいまいち受け臭くなってるんだよね。私も外部入学生と繋がるまでは予想できなかったから予定が狂っちゃった。あ、でも狭川くん…生徒会とライン繋ごうとキミに構ってくる腐男子ね。あの子ともちょっと噂されてるみたいだね」
長「……」
雪「あ、ここまでは本人の弱点じゃないけど、ちゃんと本人の弱点も掴んでるから心配しないでね」
晴「雪ちゃん。雪ちゃん、長田くん絶句してるからもう許したげて」
雪「そう?じゃあ次は霧緒さんかな?このへんは秋嵐くんの前ではあまり言えないけど、患者さんによく迫られてるらしいね。老若男女問わず。この前なんて14歳の中学生女子に本気で迫られてさすがに困ったとか…」
霧「おい。おい待て。ちょっと待て」
雨「あっはははは!おま、マジで?犯罪じゃん!」
霧「黙れ時雨。つか、なんで知ってる?」
雪「浮気なんてしたら秋嵐くんのために制裁くわえないといけないでしょう?」
霧「理由じゃねぇよ!!」
雨「ふっははは!は、ひぃ…さすがにてめぇでも凍坂には敵わないか…腹痛い…」
晴「時雨さん落ち着こう?」
雨「お前もにやけてんぞ晴生」
雪「秋嵐くん泣かせたら承知しませんよってことで」






晴「と、いうことで。今回眩暈がするの質問企画はこれにて終了です」
雨「あー、笑った笑った。最後の最後で愉快だったな」
晴「よかったね時雨さん。今回は霧緒さんへの質問がおおかったからどうしようかと思ってたけど」
雨「お前らのイチャラブは見飽きたっつーことじゃねーの?」
晴「そんなイチャラブしてないってば!」
雨「はいはい無自覚無自覚」
晴「扱いが雑すぎる…」
雨「つーわけで、質問企画への参加ありがとうございました」
晴「なにがつーわけなの…」
雨「もし、次回がありましたらまたよろしくお願いします」
晴「無視しないで!?」
雨「ほら、晴生礼」
晴「釈然としねぇ…。もー、ありがとうございました!」




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